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追憶

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age@ 拾えばいいじゃん べっ、べつにあんたなんかに興味は無いん…
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うほ@ もう一度見たいドラマランキング 私は・・・ 1ラスト・フレンズ 2ブラ…
Apr 29, 2007
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カテゴリ:映画・TV鑑賞
「サプリ」 評価3(5段階)
 フジTV系 2006年
主演:伊東美咲・ 亀梨和也
出演:佐藤浩市、白石美帆、瑛太、りょう、志田未来 他

月9枠ということで、軽いタッチで仕事と恋模様とを描くようなドラマです。
どっちも中途半端な感じで今ひとつかな。

 大手広告会社でCM制作(CMプランナー)をしている藤井ミナミ(伊東美咲)と、そこにバイトでやってきた石田(亀梨和也)、ミナミの上司でCM制作業界では実績を挙げている頼れる男、今岡響太郎 (佐藤浩市)などを軸に話が進んでいく。
 今岡には数年前に離婚した元妻との間に小5の娘・なつき(志田未来) がいて、元妻の海外行きで、急に父親の元で生活することになる。 また、下宿を追い出されるハメになった石田も転がり込んできて、独身生活を謳歌していた今岡の変な3人暮らしが始まる。

感想
<全体>
 CM制作の仕事の内容、いろんなキャッチコピーがけっこう新鮮で面白く、今岡やミナミのCMプレゼン場面がこのドラマの見どころです。
 一方、ドラマの主となっていた伊東さん・亀梨君をとりまく恋愛関係にはどうも入り込めません。ミナミや、石田のライバル(瑛太)の人物の背景が希薄で中途半端に終わっているような気がします。
 それに反して、今岡と娘なつき(志田ちゃん)の関係がいいですね。志田ちゃんのマセた小学生役は特に(小学生役でも違和感なく、次のドラマで子供を生む中学生役をやるとは思えません。)小生意気だけどほんとうは父親のこともちゃんと考えている。
 会社ではやり手で理想の上司、佐藤浩市さんも、このわが娘にはたじたじ。この二人に居候の亀梨君と、佐藤さんの微妙な恋人役・柚木(白石美帆さん)の関係の変化に注目するとおもしろいですね。

<中盤>
 なつき(志田ちゃん)と今岡(佐藤浩市さん)の父娘関係が少しいい関係に進展し、なごんできました。なつきは、自分が近々母親の元に行くことになったので、父がひとりで寂しくなるのを心配し、今岡が別れようとしている恋人、柚木ヨウコ(白石美帆さん)との関係をなんとか修復させようとする。自分のせいで、二人の関係にヒビが入ったように感じていたからかな。
 それにしても、なっちゃんの小学生とは思えない言動と、大人たちの反応がおもしろいですね。なっちゃんのほんとはやさしい父親思いのところがちょっとだけ見えてきました。
 石田(亀梨君)はミナミ(伊東さん)についに想いを伝え、急接近となったが、その後また進展なし。
 バイトを続けてきた石田は、「女に好きだということを認めさせる大人になるためには、仕事をしろ」と、今岡にアドバイスを受け、正社員への挑戦を本気で考えようとする。
7回、8回あたりで、石田が憧れの女性に認められるため成長しようとする転機を描いている。
 ただ、この会社、勤務状況があり得ない状態ではないですか。
 それにあの自己PR文はありえないでしょう。子供の作文でもないのに。もう少し現実の会社にしたら、と思うのですが。
 いろいろなCMのキャッチコピーや発想が見られていい場面もあるのに、社内恋愛関係と、軽い職場風景が多すぎて、半分しらけ、半分納得というところです。

<終盤>
 やはりこのドラマの見せ所は、広告のプレゼンですね。今岡のテレビ電話のプレゼン、柚木(白石さん)が持ってきた資料の中にあった「あわせる顔がない」から、ピンと来た今岡は、「現代の親父、OL、サラリーマンは皆、『あわせる顔がない。』」
と切り出し、それを逆手にとって、テレビ電話による Face to faseコミュニケーションを提案する件、これは見ごたえありました。
 ところが、その「あわせる顔がない」のは、実は今岡本人のことだと柚木は非難する。
いつも自分中心。娘なつき(志田)が、母親の海外出張延長を心配して母親には私が必要ではないか、と思っていても、まるで母親のことを気にしていない父親に失望している。 
 と相談を受けていたたかだ。 ところが、再びなつきから、
 「(父がやさしくなり、さびしそうなのを見て)このまま、母の元に行っていいかどうか迷っている。」
と相談を受け、非難したことを誤り、
 「子供が父母の心配をして迷っているのに、大人が迷っている場合ではない」
と今岡に助言する。今岡は、なつきが躊躇なく母の元に行ける様、笑って送り出してやるため、わざと
 「仕事で、ピアノの発表会には行けない。」
と突き放す言動をする。
 こういう佐藤浩市さんと志田ちゃん、白石さんの、間接的にお互いを思いやる言動、かけひきがいいですね。
 やっぱりこのドラマの注目は今岡家ですよ。
 一方で、主たるストーリーのミナミと石田ですが、石田は中途採用の面接に失敗して、社会人としての未熟さを思い知ったうえに、荻原(瑛太)との差を見せ付けられ、今の自分では、ミナミにはふさわしくない、と、荻原にミナミのことを託し、辞表を提出し,故郷に帰って一から大人の社会人としての修業をし始める。 
 やっとこの二人の恋愛が、最後になって、いったん別れたことにより進展し始めた感じですが、荻原とか、ミナミの人物の深堀りがされてないため、これらの人たちの恋愛感情に入り込めませんでした。





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Last updated  Apr 29, 2007 03:33:14 PM
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