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カテゴリ:ドラマ
加地先生(伊藤)、見事に雨木副校長(風吹)にとり込まれてしまいましたね。
イジメ調査のアンケートを採用された上に、イジメの実態はアンケートには現れず、 かつ、明日香(志田未来)が問題のある生徒だったことが、1年生のときの担任・三澤先生の記録から明らかにされた。 そのことで加地は、完全に自分の今までの行動(イジメがあったと思い込み、その犯人探しをクラスで行おうとしたこと)が誤りだったと思ってしまう。 今ごろ、1年生のときの記録を(たぶん明日香に問題があったように)改ざんして出してきた雨木の意図は何か。 学校側としては、明日香の現担任をどうしても自分サイドに確保しておく必要があったからであろう。 それにしても雨木は、今さら加地を立てて、加地の作ったアンケートを褒めたりして、そのあたりの意図が見え見えで、白けました。 その一方で、学校への納入業者から賄賂を受け取っていた戸板先生(大倉)を非難して、追いやってしまっては、そこから情報漏えいにつながりかねず、学校にとって得策とはいえないのに、なぜなのでしょうか。いまひとつ雨木のそのあたりの対処の差が、納得できません。イジメを隠すなら、教師の不正も隠そうとしないのですか?? 案の定、戸板は積木(菅野)に情報を流す方向に行くようで、そういうスジのためにあえてはじき出されたのかな。 さて、積木珠子(菅野美穂)と直之(谷原章介)の関係は、抜き差しならないものになってきましたね。 お互いに、「愛したことがない」、「敵として法廷で会おう。」 といってあっさり別れましたが、実はそうでもなく、お互いの立場を貫くために、いやおう無く、一時的にこの事件が解決するまで別れる、というように見えました。 法廷で戦うもの同士が、愛していたり、好きだったりしたらまずいでしょうから。 明日香事件が動き出したので、前回よりは興味がでてきたかな。 そうは言っても、このドラマ、もともと教育現場(中学校)のさまざまな問題(学級崩壊・いじめ・不登校・教師の指導力不足)を描くのではなかったのでしょうか。今のところそういう主旨ではなく、中学校舞台のサスペンス半分、教師の理想と現実の二面性半分ということろで、生徒のことは完全に置き去りですね。 私の期待は、まだはずれたままです。 「わたしたちの教科書」 フジ系 木曜日22:00~ 主演:菅野美穂 出演:伊藤淳史 谷原章介 風吹ジュン 真木よう子 酒井若菜 志田未来 他 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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