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カテゴリ:アメリカ生活
皆さん、こんばんは。 ■かっぱ顔のH君 今日、かっぱ顔のH君が事務所にやってきました。かっぱ顔のH君はうちの会社(日本の本社)で4年間営業として働いた後、会社を辞めて2003年3月、アメリカに留学。1年間ビジネスコースを取り、今年の3月にプラクティカルトレーニングビザ(1年間働けるビザ)を取得しました。6月に金具関係のメーカーにめでたく就職がきまったはずでした。 かっぱ顔のH君とは会社で直接面識はなかったのですが、日本から出向している元営業副部長のUさんと仲がよく、アメリカで就職での活動をはじめた3月頃から頻繁に事務所に顔をだすようになりました。カッパ顔ながら話をしてみると、気さくでとても面白く、あたたかい人です。 ■金具関係のメーカーの試用期間 かっぱ顔のH君は代理店営業として雇われたのですが、3ヶ月の試用期間後、先週採用の取り消しとなりました。会社側からの理由として
とのことでした。 しかしながら、「会社に籍をのこして、ビザのスポンサーにはなってあげる」とか、「弁護士費用の$1000まではサポートする」など訳の分からないことを本人に伝えたそうです。なんでそんなことを言うのか、まったく理解できません。雇用しない人をビザのスポンサーとなる会社側のリスクをまったく理解していないようです(アメリカの就職事情 足元をみる日系企業を参照)。 社長が涙ながら取り消し理由を説明されたことから、「突然日本から人を送ることになった」など特別な事情があったかもしれません。もしくは、かっぱ顔のH君が本当に使えなかったのか。。。真相は分かりませんが、ちょっとかわいそうな気がしました。 ■職歴をもつ優位性 アメリカの就職活動で、職歴があるのとないのでは大きな違いです。かっぱ顔のH君は先週から就職活動しているのですが、早速食品貿易会社と大手商社食品物流子会社の面接の予定が入っています。 人材紹介会社から全く相手にされないT君(彼の現状は後日書きます)と比べると、この違いは4年間の職歴でしょうか。企業の視点からみると、やぱり経験のある人がほしいですよね。T君のように職歴なしの人では、アメリカでの就職探しはかなり厳しいものがあります。
PS 私も職歴のない1人でしたが、めちゃくちゃ大変でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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