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テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:アメリカ生活
皆さん、こんばんは。 ■ T君の続報 8.13の日記でご紹介したT君の続報です。 彼は1ヶ月前にインターンとして本屋さんに採用されたのですが、結局H1B(就労)ビザのスポンサーになってもらえずプラクティカルトレーニングビザ(プラクティカル)の有効期限が切れました。残念ながら、彼は日本への帰国が決定しました。 もともとは能力次第でビザスポンサーを考えてあげるとしてインターンで採用されました。当然のことながらT君はビザスポンサーの可能性を信じて働いていたわけですが、プラクティカルが切れる直前に雇用者に聞いたところ、「今のところ、インターンを採用するのが方針で、ビザサポートはできない」と伝えられたそうです。 ■インターンの価値は? 私が思うに、もともとその本屋はT君をスポンサーするつもりはなかったと思います。8.15の日記でご紹介したとおり、アメリカには大量のプラクティカルトレーニングビザを持っている学生がたくさんいるので、アメリカの日系企業はアルバイト感覚で雇うことが出来ます。企業側は安い給料(T君の場合は時給7ドル)で日常業務をやってもらい、プラクティカルの期限が切れれば他のプラクティカル保有者を雇うことを繰り返します。 アメリカでインターンの経験をしてから日本へ帰ろうと思われる留学生はたくさんいらっしゃると思いますが、アルバイトみたいなインターンの経験が本当に役に立つのか疑問です。T君みたいにビザスポンサーを期待して低賃金で働かされるのであれば、就職の機会に恵まれている日本へ速やかに帰国するほうが得策のように思えてなりません。 ■今後のT君 T君は合法的に滞在できるぎりぎりの11月まで彼女と一緒に生活し、それまでTOEICの勉強をするそうです。日本の就職活動は今から準備するように進めたのですが、日本の就職活動は日本へ帰ってからやると言っていました。 今までTOEICの勉強する時間なんていっぱいあったにもかかわらず、いまさらTOEICの勉強とは情けなく感じました。彼の留学生活をみると、すべてが中途半端にみえてしかたありません。TOEICの勉強以上に、自分を学び、目指すもの・やりたいことを見つけてほしいと願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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