|
テーマ:ヘヴィメタルを語る(672)
カテゴリ:アメリカ生活
(昨日の日記の続き) ■ 3回目のレコーディングを聴く 先週の5月8日にブライアンにあったことはすでに その日、レコーディングした最新のデモのCDを聴かせてもらった。全部で9曲くらい入っていたが、その中にはすでにWebで公開されている2曲も含まれていた。
全曲を聴き終わってからの率直な感想としては、Hornswaggledのサウンドが変わりつつある。「You」のレコーディングよりは、さらにポップ的なパンクで、いままでよりさらに(大衆に)聴きやすいやわらかさが感じられた。アコースティックのバラード、そしてベースがファンクも入っている曲が加わり、Hornswaggledはさらにサウンドの幅が広がったといえる。 レコーディングの「The Sky is Falling」はアコースティックパートに女性ボーカルが入っていた。僕としてはブライアンと女性ボーカルのハーモニーが曲の魅力を引き立たせ、また後半部分激しいサウンドとのギャップがいいと思った。 ただ、バンドのプロモーター(誰かしらない)が、バンドメンバーに予告なしに勝手に女性ボーカルを連れてきて収録させたらしい。それがバンドメンバー(ブライアンもふくめ)かなり不満だったらしく、すばらしいできにもかかわらず女性ボーカルはカットすることになるらしい。ブライアンはこの曲に対する思い入れが強く、まだ有名にもなっていないのに他人(しかも「オンナ」)が入ることは許されないみたいだ。 ■ 継続は力なり ブライアンに出会ってから5年がたつ。けしてあきらめず音楽を続けているブライアンにあうたびに、僕はいつも勇気付けられる。 芸術家というのは、自分の持っている才能が人の心に残すための孤独な戦いだ。すぐれた才能を持ちながらでも、人に受け入れられずあきらめてしまえばそれで芸術家としての人生が終わってしまう。ほとんどの人は自分の才能を信じきれずにあきらめるのが現実だろう。 けしてあきらめない。最後に残る芸術家はあきらめずに続けられるほんの一握りの人たちだけだ。 2000年、サンディエゴのロックFM 91XにHornswaggledの曲がはじめてオンエアーされたとき、ドラマーのブライアン(G)は3年後にメジャーデビューすると言ってたが、残念ながらそれは実現できていない。 ただ、ひとつだけいえるのは時間とともに常にサウンドが進化し続けてことだ。けしてあきらめずにバンドを続けるブライアンを僕は尊敬する。継続は力なり。彼らの成功を心から願う。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.21 14:19:55
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカ生活] カテゴリの最新記事
|