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ちょっと昨日の続きを。
ウイスキーと葉巻の話題を載せてみたが、実は私はそのどちらも「のんべえ」ではない。家にいるときはビールの500ミリ缶があれば十分酔っ払うし、外でも主力は生ビールか、イタリア料理ならばワイン。ウイスキーは本当にバーでしかいただかない。タバコも全く吸わない。タバコのにおいは(愛煙家の方には申し訳ないが)安っぽくてどうしても好きになれないし、味も薄くて感動もないからだ。 葉巻はシガーバーなどでいただくのが種類もあってよいのかもしれないが、私にとっては、昨日載せたような、こじんまりとしたバーで葉巻も数種類用意している、という方が合っているようだ。 「ボウモア」をはじめて飲んだのは大学生の頃だった。それまで、ウイスキーといえばサ○トリーのオール○や他の国産ウイスキーの水割りを宴会のときに飲むくらいで、「ウイスキーって喉が焼けるみたいに強いし、ほんとに不味いもんだ」としか思っていなかった。大量生産品を水で割って飲むんだからうまいはずがないのだが、貧乏学生が本物のウイスキーの味を知る由もなかったわけだ・・・ その私に、スコッチウイスキーの素晴らしさを教えてくれたのは、バイト先の社長さんだったと思う。今はもうなくなってしまった様だが、六本木の「モルトハウス」というバーに連れて行ってくれて、数種類のスコッチを飲ませてくれた。それまでの「ウイスキーは不味い」という概念が一発で吹き飛び、逆にその奥深さに畏敬の念を持てるようになったのだ。 スコッチウイスキーはもちろんお酒であるし、アルコール度数も40度以上あるからがぶがぶ飲める物ではない。外人はストレートでぐいぐいやるが、日本人には氷をいれて少量をいただく「ロック」の飲み方があっていると思う。それこそ生産地別に何百という種類があり、原料の大麦や水の配合によって千差万別な味が楽しめる。それぞれが皆、その土地土地の歴史・風土を如実に反映していて、素晴らしい味を愉しませてくれるのだ。 私などはこのロックを2~3杯いただければもう十分。それ以上は逆に肝臓の分解能力を超えて悪酔いしてしまう。百薬の長も限度を超えたら毒になってしまう。 こちらが最も一般的な12年物です ボウモア 12年【正規品】 私がもっとも好んでいる味です ボウモアダーケスト そして、クラシックではないのだが、このお店で素晴らしい音楽に出会ってしまった。それはスムース・ジャズのトランペッター、クリス・ボッティ。彼の「WHEN I FALL IN LOVE」というアルバムがよく流れているのだが、これが深夜のお酒と葉巻にドンピシャで似合う曲集なのだ。モリコーネの「CINEMA PARADISO」やお馴染みの「TIME TO SAY GOODBYE」、ナット・キング・コールの名曲「WHEN I FALL IN LOVE」等名曲ばかり10曲以上がフューチャーされ、それらを極上のトランペットの音色で愉しむことが出来る。私はスムース・ジャズについては一片の知識もないが、このアルバムは素晴らしい。夜の帳にぴったりの名曲集だ。 こちらです。是非聴いてみてください! 【Jazz】クリス・ボッティChris Botti / When I Fall In Love(CD) (Aポイント付) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月03日 15時50分06秒
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