旧Ozriko Journal

先日、ついに3回目の引越しをしました。
1年前、「パリでおうち探し」に前回の様子を書きましたが、
今回はまた新しいお役立ちページを見つけたので紹介します。

今回役に立ったページ
・De particulier a particulier(pap)
　おうち探してる、というと誰もがオススメしてくれる有名なページです。
　すべてのアノンスは個人によるものなので、礼金が要りません。
・SeLoger.com
　ほぼ不動産屋さんの物件なので、契約時には礼金が必要です。
　写真が多くて見やすいです。
・A vender A louer
　ここもほぼ不動産屋さんの物件なので、契約時には礼金が必要です。

上のページにはすべて、条件を登録しておくと、
自分の条件に一致する新しい物件情報を毎日メールで送ってくる機能があります。
英語で情報を見ることもできますが、実際の連絡時にはフランス語が必要（担当者によっては英語もOKなことも）でした。フラ語に問題がなかったりフランス人に手伝ってもらえるなら、日本語情報誌で探すよりも格段に情報量が多く、安めの価格設定で探せると思います。

・FUSAC
　フラ語会話に自信が全然ない私のオススメページ。
　英語情報誌のページなので、ほとんどの場合英語が通じます。
　アノンスは個人も不動産屋さんのも混ざってます。
　高級アパートのアノンスが結構目立ちますが、日本語情報誌よりも情報量が多いので、
　毎日チェックすれば条件に合う物件はチラホラあるはず。

今回はちょっとステップアップしてｗ、
フランスの不動産屋さんに自力で行ってみましたが、
フラ語もままならないアジア人はほぼ門前払いされちゃう感じです。
絶対いくつかはあると思うのに、条件に合う物件はありません、だって。

FUSACや日本語情報誌で見つけた物件も何件か見に行きました。
日本語情報誌の物件の相場はやっぱり少々高いですね。
FUSACの物件は相当よかったのですが、
契約は1年で、「もしかしたらその後は売っちゃうかも」と言われて断念。
また1年後にパリでおうち探しするなんて、考えただけでも憂鬱になっちゃうもんね。

結局は夫の同僚の協力を得てフランスの不動産屋さんから借りることにしました。
日本と比べると賃貸の条件が非常に厳しい。
まずは不動産屋さんに提出する書類。
内容は雇用証明、給料明細、住宅保険、社会保険、納税証明書、身分証などです。
そして基本的には保証人も必要。
全部の条件を不動産屋さんが審査して、
最終的には大家さんが借り手を選ぶようになってるらしい。
だから一定期間で何人か候補者が出た場合、早く書類を提出しても貸してもらえるとは限らないのです。
提出する書類物件によっては、収入が家賃の3倍以上ないとアプライさえもできなかったりします。

この厳しさは外国人に限らないようで、
例えば長年海外で働いていたフランス人ポスドクがパリに戻ってきた場合、
奨学金で暮らしていると、給料明細や納税証明書にあたるものがないので、
たとえ保証人がいたとしても信用されず、貸してもらえないらしい。
厳しいなぁ。
少しでも条件のいい人に貸したいっていうのはわかるんだけど。

今回の引越しは夫の同僚やボスに非常にお世話になりました。
夫もかなりがんばってました。
おかげで念願のセントラルヒーティングとバスタブを実現♪