テーマ:ワイン大好き!(30235)
カテゴリ:ワイン会
先日、今年の5月にオーストリーワイン会をさせていただいた、赤磐のひさ田さんで、今年二度目のワイン会をしました。
今回は、お鮨、一品料理とのマリアージュを意識したラインナップとなりました。特に、オーストリア、ドイツ、ブルゴーニュとヨーロッパ北部の近い地域の白ワインを並べて、料理との相性を簡単に比較してみようと考えていました。 飲んだ銘柄は以下の6種類です。 1、四恩醸造 ブーケ・橙08 1本目はシャンパーニュばかりというのも芸が無い(笑)ので、橙色の甲州からのスタートにしてみました。クレマチスは流石にどこも売り切れですね^^; 2、シュロス・ゾマーハウゼン シュタインバッハ シルヴァナー グローセス・ゲヴェックス05 2本目はフランケン。辛口ドイツの代名詞的生産地ですが、こちらは最近制定された「ドイツ版グラン・クリュ」と呼ばれるグローセス・ゲヴェックスです。 3、ダルヴィオ・ペラン ムルソー・クロ・デ・ラ・ヴィエーレ02 3本目はブルゴーニュのムルソーです。ラシーヌが輸入する、いわゆる「新ブルゴーニュ」「自然派」といったタイプのもので柔らかさ、キレイさがあるワインでした。 4、ガイヤーホフ リースリング・ゴールドベルク06 4本目は白のハイライトとなったオーストリアです。15.5度という衝撃的な度数を持ち、それに見合ったスケール感のあるワインでした。魚介との相性は鉄板ですね。 5、シャトー・ド・フォンサレット コート・デュ・ローヌ・ルージュ01 唯一の赤は、お鮨にまさかのローヌです^^フォンサレットは言わずと知れたシャトー・ラヤスのサード的存在。キレイなグルナッシュでした。 6、ヴァイングート・ミューレンホフ ヴェレナー・ゾンネンウーア・リースリング・シュペトレーゼ06 最後の締めは甘口で。シュペートレーゼながらもしっかりと極甘口でした。ハーフサイズを8人で、日本酒用の小さな酒器を使っていただきました。 ドイツやオーストリアの辛口白が、お鮨や鮮魚を使った一品料理に良く合う事はある程度予想していました。そこで、「単独では美味いし、フレンチにもよく合う。しかし、和食には難しい」というワインとして樽熟シャルドネ、しかも最も濃厚なスタイルとなるムルソーを、対比させるべく飲んでみたのですが、これがまたキレイに裏切られました。 まあ、この生産者だからこそという部分もあるのでしょうが、こなれたムルソー、和食にバッチリ合います^^;また、フォンサレットに関しては、01という事で多少こなれていた部分もありますが、さすがの滑らかさで脂の乗ったネタとの相性は抜群。魚に赤ワインといいますと、ピノやボルドー古酒などが良くあわせられますが、グルナッシュもいいですよ。 今回のお料理の写真です。多いので、また2回に分けようと思います。 1品目は瀬戸内のふぐ。 続いてサワラのたたき。サワラという魚は、この食べ方が1番美味しいように思います。 煮蛤。あっさりと仕上がっています。周りのツメをつけて味わいの調整も可能。 カニ。柑橘を使ったジュレとともに。ムルソーに合わせていただきました。 こちらはウニ。シルヴァーナーと相性がいいということで、急遽お出しいただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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