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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年04月30日
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前回はニュージーランドでしたが、今回はオーストラリアのワインです。
ピンパラロード・シラーズ2010。生産者ジェフ・メリルは南オーストラリア州、マクラーレンヴェイルのワイナリー。元々はイギリス人が1897年に開いた畑だったそうですが、アデレードでワイン造りを学び、その後南アやヨーロッパで研鑽を積み、オーストラリアのシャトーレイネラやバーディ社のコンサルタントをしていたジェフ・メリルが購入し現在に至ります。モダンオーストラリアらしい、テロワールを重んじた穏やかなワインを志向している他、瓶熟もある程度させてリリースするスタイルです。
セパージュはシラーズ100%。南オーストラリアの様々な畑のものを厳選しています。価格は、写真のお店で1542円。

は、赤みのあるガーネットないし濃いルビーといったところ。透明度もあります。

香りは、シラーズらしいスパイス感を感じ、黒胡椒やクローヴ、シナモンなどの茶色いそれが出ています。また、フルーツもしっかり感じられ、ブルーベリーやブラックベリー、ザクロ、イチジク、それにドライストロベリーなどを感じました他、ドラゴンフルーツのような南国系のニュアンスもあったでしょうか。その他、軽いオイリーさやスパイス感とフルーツっぽさがあいまったせいか麺つゆのような雰囲気も。あとはココア少々です。

味わいは、撫で肩ボトルのイメージそのままのバランス型。オージーらしく果実味がメインではありますが、そこまで強くなくキレイさ、上品さのあるもの。また、その後方には優しい酸が拡がります。後口にかけて旨味もありますし、纏まりのあるタンニンが全体の印象を引き締めます。ボディはミディアムフルといったところで、ガチガチでもコテコテでもありませんし、クリアーさもあったでしょうか。

食事との相性では、当然肉、と行かずに敢えて鰹のたたきを合わせてみました。
これが当たりで、血あいの鉄っぽさや濃さ、身の滋味にワインの質感や濃さが親和的です。果実味も、塩気のあるたたきだったのですが、魚の旨味、塩気に違和感なくはまりこむ感じでした。
まあ、折角なので肉にも、ということで、鶏肉の半身揚げと合わせましたが、まあ合わないわけ無いですね(^^)肉の旨味、鉄っぽい血のニュアンス、スパイスの香りにワインのあらゆる要素が上手く噛み合います。

オーストラリアのシラーズといいますと、特濃なイメージがまだまだあるかもしれませんが、南方の冷涼な産地のものを中心にきれい目なスタイルのものが増えています。
こちらも、そんなタイプのシラーズで、飲み疲れない、食事に合わせやすいワインです。

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最終更新日  2014年05月01日 15時35分56秒
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