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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年09月29日
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カテゴリ:チリワイン

今回は超久しぶりのチリワインです。セパージュはピノです。
ライ・ライ  ピノ・ノワール2011。生産者についてはよくわかりませんでした(^^;ライ・ライがそうなのか、ブランド名なのかも不明です。産地はチリのビオビオ・ヴァレー。ライとは現地の言葉で風という意味で、それを重ねる事で強い風を現すそうです。霧の出るビオビオ・ヴァレーですが、それを吹き飛ばす事でブドウに適度な水分と乾燥を与えてくれる聖なる風の名前をつけたそうです。
価格は、写真のお店で1088円。

は鮮やかなルビー。黒さは無く、透明度も高めです。

香りは、ピノらしいラズベリーやストロベリー、クランベリーといった赤ベリー、アメリカンチェリーといった赤い果実感がしっかりです。加えて、キノコっぽさやトマト系のニュアンス、それに黒蜜やカラメルっぽさといったものも。また、時間経過でザクロやプラム的な雰囲気や軽いブルーベリーも出たでしょうか。

味わいは、キレイです。確かに、南方らしいしっかりしたタンニンや渋みはありますが、ボディは透明感のあるライトで、はりも感じました。また、その透明感に一役買っているであろう明るくしっとりした酸も印象的です。果実味は勿論ありますが、酸と拮抗ないしやや前に出るといった程度で、チリで連想しがちなこってりした感じは全く無いといっていいものです。

食事とは、ケンタッキーフライドチキンを食べるのに合わせてみたのですが、スパイシーで脂のある皮の部分には負けてしまいがちです。ただ、身の旨味にはやはり流石の相性で、鉄っぽい旨味を引き出しつつ、ワインにも立体感が生まれました。鳥肉には間違いないですね。
また、面白かったのが寿司。タコの握りに合わせますと、タコの旨味や香りに、ワインの旨味や香りの要素が妙にはまります。何でもないボイルしたタコなのてすが、かなりいけました。ブリの握りには、脂の旨味とワインの果実味やタンニンがはまり、こちらはもう想像通りのいいマリアージュでした。

チリワインは久しく飲んでいませんでしたが、近年の世界的なワインのエレガント化の影響は如実に見てとれました。 このワインも、チリらしい力は感じさせつつも、きっちりと酸が感じられる、きれいなワインでした。
多少の熟成の影響もあるのか、香りにも複雑味があり、中々の掘り出し物でした。

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最終更新日  2014年10月01日 23時56分38秒
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