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カテゴリ:ケセラセラな日々
去年の5月に他界した 義父の一周忌に合わせて この春 お墓を建てることになった。 いろいろ考えて選んだのは ウチから車で15分ほどのところにある 大きな霊園墓地。 まだ新しくできたばかりで 霊園全体にガーデニングが施され 四季折々の花が楽しめて景色もいい。 隣の区画との境界には 植栽が施されていて そう 以前ダンナが気に入っていたところだ。 (↑お墓を探していた頃の記事) 心配していた雑草の手入れだが 敷地内のガーデニングはもちろん 墓石の両側に植えられている花も 霊園側がきちんと管理してくれているので 子孫に手間をかける心配はない。 それだけにお値段は相当なものだが;;; 他にここより安い墓地もあったが すぐ横の幹線道路を走るエンジン音や 敷地の草花の手入れが不十分なのが どうにも気になってしまい 義父の現役時代の活躍を考えると いい環境で納得のいくものがいいと この霊園に決めることにした。 区画は去年のうちに決めていたのだが その場所にどんな墓石を建てるかを 決めなければならない。 先日 ダンナが休みの日にふたりで霊園へ 墓石の種類もデザインも豊富で 値段もピンからキリまで ほんとうに様々な組み合わせがある。 霊園の担当者の説明を聞きながら ワタシは自分の好みを伝える程度で 細かいところや最終決定は すべてダンナに任せた。 「あんたがいいと思う方にしよう。 自分の好きな方を選んで。」 「コッチもいいとは思うけど 最後に決めるのはあんたやからね。」 そんなワタシたちを見て 若い女性担当者が感心したように 「ご夫婦で選ばれる場合 奥様がご自分の好みの方を優先されて 旦那様はあまり意見をおっしゃらない というケースが多いのですけれど。」 奥様、お優しいですねと微笑んだ。 「そりゃだって あなた このお墓には いずれ このヒトも入ることになるんだもの。 でも ワタシゃこのヒトと離婚でもしたら このお墓には入らないんだから。 ぶわぁっはっはっは!」 墓場でバカ笑い やっぱり悪魔な嫁 高額な墓代に「ちょっとした高級車が買えるよなぁ;;;」とダンナ。 車はいつか寿命が来るけど墓は永年やで。一緒に入ったげるからさ。 ←お優しい奥様にクリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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