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カテゴリ:ケセラセラな日々
今日は日曜日 特価のチラシの効果はすごいもので 近所のスーパーは大混雑 レジの前は長い長い行列ができている。 車での買出し客も多いようで それぞれのカゴの中の商品は山盛りで 列はなかなか前に進まない。 こういう時、どの列に並ぶかによって 進み具合も違ってくるので ベテラン主婦ともなれば 並んでる買い物客のカゴを見て できるだけ品数が少なそうな列を探す というテクニックを駆使する d( ̄  ̄)エッヘン 「ここにしよう」と決めた列に並ぶと ちょうど目の前がシャンプーの陳列棚だったので 普段使わないメーカーのものを 手に取ってみたりして退屈しのぎをしていた。 ワタシの後にもずいぶん列ができたが それでもまだ前に8組くらい並んでいる と そのとき 「ちょっと。ちょっとスミマセン!」 カゴに山盛りの商品を積んだ 白髪頭のおジイさんがカートを押して 列の後ろの方からやってきた。 前の方にある商品を買いに来たのだと思い 買い物客はみな進路をあけた。 すると ジイさん ワタシの3組くらい前で 当然のような顔で列に入り込んだ。 えっ? なに? 列に並んでいた客がいっせいに ビックリしてジイさんを見た。 あまりにも堂々とした割り込みに 注意した方がいいもんだかとまどっていると 後ろの方で 「〇〇ちゃんが並んでたんだから!」 という声がしたかと思うと 今度はおバアちゃんが列を掻き分け これまた大量の商品を乗せたカートを押しながら 「ハイ! ちょっとゴメンナサイよ!」 と またもその場所に堂々と割り込んだ。 なに? どういうこと? このスーパーは いつからファストパス制になったんだ? 首を伸ばしてよく見てみると 小学生くらいのオンナのコふたりが その場所に並んでいたらしく バアさんを呼び入れている。 いわゆる『場所取り』をしていたようだ。 いつの間にか 少女たちの両親らしい夫婦も加わり 三世代家族6人は 山盛りのカゴを乗せたカートを 何台も使っての買出しを済ませた。 あれって アリなん? 家族がちゃんと列に並んでたのは事実で 後から商品を持ってきただけだから 反則だとは言い切れない。 実際 彼らに文句をいう客もいなかった。 しかし 後から持ってきた商品の量はハンパなく 『買い足したいモノがあったので ちょっと列を抜けて取ってきました』 というレベルではない。 ていうか あきらかに計画的 大量の商品が追加されたおかげで 彼らの後に並んでいたワタシたちは 3組分くらい後ろに下がった感じなのが なんか納得いかない ワタシの隣の列で 「チョーwww セコすぎるぅ~~~」 と笑っていた若いカップルに 思わずウンウンとうなずいた。 100%間違ってはいないかもしれんが 100% セコいよな きっと あの家族の中で あれは正当な行為なのだろう。 あの家族は それを常識とした価値観の中で あの子どもたちを育てていくのだろう。 得した「レジ待ち時間」の代わりに 何かを失っているかもしれないのに あの家族が他人に同じことをされたときに笑顔で前を譲る姿を ワタシゃどうしても想像できないんだが。想像力足りないだけか? ←クリック?お先にどうぞどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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