テーマ:食べ物あれこれ(49804)
カテゴリ:四国情報
なんとか風邪をやっつけて、どうしても金曜日のディナーに行きたかったのです。 先月、夫が会社の女子社員達と行ったお店が面白いからっていうので、せっかく予約してあったのです。小さいのに人気の店だから予約も入り難いらしい。8時から予約が入っているというので無理を言って開店を早めてもらって、5時半スタートにしました。陶芸が終わってからみんなで知り合いのパチンコ屋さんの駐車場に集合して、私の車一台に乗り合わせて出発。いくらオーナーの許可をもらっているとはいえ、店員がちょくちょく車のナンバーをチェックしにきたり、警官が巡回したりしてどきどきしました。 5時半でも最近はすっかり暗いです。店の住所をネットで調べて行ったのですが、古ぼけた戦後の闇市のようなビルがあるばかりで、住所に書いてあるビルの名がどこにも書いていない。奥にエレベーターが見えたので、ここかなぁと偵察に行く事にしました。剥がれたボロボロの階段を上がってみると黄ばんだ新聞がささっている場末のアパートのようなドアがひとつ。看板も表札も出ていない。もちろんビルの外にもエレベーターの前にも何の表示もない。だけど勇気を振り絞ってインターホンを押してみた。やくざの事務所だったらどうしよう。変な闇のカジノだったらどうしよう。と思ったけど交番のまん前にそれはないかなっと思ったので思い切ってみた。そうしたら「どなた様?」と声がした。「5時半に予約したブルーと言いますけど」ドアが開いたらビックリ!!夫に事前に聞いてなかったら辿り付けなかったし、腰を抜かしそうな異空間がそこに広がっていました。全席予約済みのようでセッティングされています。 ラストの時間が決まっているのでどんどんお料理を出してもらいます。最初のサラダからもう初めての体験。かつらむきにした大根やら生のゴーヤーやら、地元の野菜を中心に真ん中のドレッシングにつけながらポリポリ食べます。私なんかもう手づかみ。 十六穀米のパンがフラワーアレンジメントのような器で一人分ずつやって来ました。軽くて美味しくてみんなあっという間に完食。お代わりどうぞと言われ全員もちろん元気良く「ハイ!いただきます」 本マグロと完熟柿がパートブリックに包まれています。もちもちした初めての食感。盛り付けも女性の心わしづかみ。 室内が暗いのでピントが合わず解りにくい写真ですが、これひじきのパスタです。黒いパスタ。周りを円柱状に囲っているのは鳴門金時を薄く切ってパリパリに焼いたもの。ズワイガニのソースでこってり海の味。本マグロと鳴門のブリのカルパッチョ 阿波牛のステーキが焼きトマトと阿波尾鶏のナゲットと段々に重なっている。ミルフィーユ仕立て。うちのミルフィーユ様はお留守番中。 デザートのアイスは私の分だけ花火付き。 量にしたら、いつもの食事の半分ぐらいしか食べてないのに、時間をかけて目で楽しんだらなんだかお腹がいっぱいになりました。 店には看板も表札もないけど、一応店名は「早見悟」。オーナーシェフの本名らしいです。予約しないと入れません。場所等はネットで検索できます。 このところ立て続けにヘビーユーザーになりたい店に巡り会えたのに、徳島生活はあと1ヶ月あるかしら。というのも転勤になりました。お知らせしたみなさんに泣かれてしまいましたが、その涙もちょっと晴れるお知らせは、関西方面だからまた会うチャンスもあるわよ、という事。他人事としてニュースを見ていましたが、大阪府民になるので、橋下大阪都構想に飲み込まれそうです。関西方面のブロガーの皆さん、お近くに行きますのでしばらく遊んで下さいませ。今週は家を探しに行きます。ペット可の物件はあるかしら。引越し屋さんを値切り倒していらないものを捨てて、忙しくなりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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