勤労者の悩み勤労者の悩みとは
◆働く人、悩み相談6割増 最多は「上司との関係」 全国21カ所の労災病院で実施している「勤労者 心の電話相談」に寄せられた相談件数が03年度は1万2920件にのぼり、前年度より56%増えたことが2004年6月21日、労災病院を運営する独立行政法人・労働者健康福祉機構のまとめでわかった。 00年度から始めた相談事業が広く知られてきたことに加え、不況やリストラなどで労働者が精神的に追いつめられているため、と同機構は分析している。 相談内容(重複あり)で最も多いのは「上司との人間関係」で、前年度比62%増の1211件。「同僚との人間関係」の相談が3番目に多く1123件(同56%増)で、職場の人間関係に悩む姿が浮かび上がった。 件数は少ないものの、「仕事の負荷」に関する相談が、「質的」と「量的」の2項目合わせて1167件と前年度の約2.3倍にのぼった。「社内いじめ」が約2.8倍の401件、「出社不能」が約3倍の229件といずれも激増し、殺伐とした環境の職場が少なくないことがうかがえる、としている。 ●HOME 「健康増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさ、幸せを探求する研究所」に戻る ⇒ ジャンル別一覧
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