座って過ごす時間が長い人ほど病気、短命になりやすく、
一日中座っていると、精神衛生的にも良くないことがわかり、
学びは「座って」から「歩きながら」すると教育と健康で効果両立するなど運動のメリットが相次いで報告されています。
座ってばかりの運動不足な生活は、死亡リスクが肥満の2倍とか、
座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなるなど、最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちます。2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、
座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」、「歩きながら仕事ができるウォーキングデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。またバランスボールを椅子代わりにするのもよさそうです。
健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」が重要だそうで、成人は少なくとも「週に150分の運動を行い、そのうち20~30分は激しく体を動かすのがよい」といわれています。
そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに
1時間あたり2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。
日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると
健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る
日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。
世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の
健康オンチ国です。
また、
医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。
・人生で今日が一番若い。
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)
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人財の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営
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脳を鍛えるには運動しかない
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学力の土台は体力
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1時間に2分歩くと座りっぱなしの悪影響が帳消しに
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座って過ごす時間が長い人ほど病気になりやすく短命に!?
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一日中座っていると、精神衛生的にも良くない
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学びは「座って」から「歩きながら」へ? 教育と健康で効果両立
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運動不足は肥満よりも危険 死亡リスク2倍
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心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。
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【以下転載】****************************
座っている時間が長いほど、不安障害のリスクが高まる
座る時間が長くエネルギーを消費する活動が少ないと、不安障害のリスクが高まると分かった。
オーストラリア、ディーキン大学のミーガン・ティチェン氏らの研究グループが、BMCパブリック・ヘルス誌において2015年6月19日に報告している。
健康に良くないと知られていたが
これまでの研究で、座りっぱなしの生活は肥満、心臓病、2型糖尿病、骨粗しょう症のようなさまざまな健康上の問題と関連していると分かっていた。
しかし、座っている時間が長い生活と精神的な病気との関連ははっきりしなかった。
今回、研究グループは、過去に行われた9つの研究結果から、不安障害との関連を報告している。
9つの研究結果を分析
不安障害は世界で2700万以上の人に影響を及ぼしている精神的な病気。不安障害の人は過度に心配してしまい、日常の生活を送ることさえ困難になり衰弱してしまう病気である。激しい動悸、呼吸困難、筋肉のこわばり、頭痛などといった身体的な症状が引き起こされることもある。
研究グループは、座っている時間や行動パターンと不安障害の関連について特に調べている9つの研究結果を分析した。
対象となった研究は、テレビの視聴とパソコンの使用が合計して座っている時間であるとしたものと、テレビの視聴や通勤などの移動時間、業務などで座っている時間を含めた総時間を計算したものとに分かれていた。
9つの研究のうち2つには子どもも含まれていたが 、他の7つは大人のみの結果だった。
9つのうち5つの研究では、座りっぱなしの行動パターンは不安障害のリスクが高まることが示されており、4つの研究では、座っている総時間が長いほど不安障害のリスクが高まると示されていた。
それぞれの研究の測定方法や条件は異なっていたものの、どの研究も座ったままの生活と不安障害との関係性を示しているものだった。
睡眠パターンの乱れ、代謝障害なども影響か
研究グループは、座っている生活と不安障害との関係について、今後さらなる研究が必要だとしているが、座りっぱなしの生活によって、テレビなどを見続ける生活による社会からの離脱、動かないことで睡眠パターンが乱れ、代謝が悪くなってしまうことなどが不安障害と関連しているのではないかと考えている。
不安障害をどうすれば予防できるのかを考えるために、関連していると考えられえる行動要因についてさらに理解することが重要であるだろう。
(出典:Medエッジ)