|
テーマ:シャンパン大好き。(391)
カテゴリ:シャンパーニュ
J・ラサール・プレフェランス・ブリュット[NV] 昔から飲んでいる銘柄ですが、新エチケットになってからは初です。 今でこそシャンパーニュを家で飲むことが多くなりましたが、以前はスティルワインの前にたまに飲むものという認識でした。 ですので、ハーフを買うことが多かったのですが、当時は大手は今ほど価格破壊が起きてなかったのもあって、スティルからしてみると、割高に感じられました。 そんな中、このJ.ラサールとジョゼ・ミッシェル、リシャール・シュルランの3銘柄のハーフが多く出回っていて、比較的リーズナブルでした(そういえば当時は、それよりは少し高めでしたがアラン・ロベールやセロスのハーフなんかもありました)。 その3つの中で、ハーフをいちばん飲んだのが、この銘柄かもしれません。とりわけふくよかな気がしていたのです。 ひさびさのプレフェランスでしたが、印象は変わらず。 J.ラサールはプレステージもそうなのですが、比較的ドサージュが多い気がします。そこはある意味ゆるいのですが、そのぶん柔らかく、ふくよかに感じます。 おそらくぶどうの熟度も充分で、ドサージュも少なくないので、甘めに感じるのでしょう。ですが、温度が上がってもへたることなく、大きめのグラスで、最後まで美味しく飲める質の高さがあります。 先週末に飲んだ、すべてノンドゼだったリュペール・ルロワは、若き哲学者の論考のようで、小気味はよいけど、深く納得するには至らない感じ。 こちらは中堅で文章の上手い哲学者の雑文のようで、深い省察は無くとも、読んでいて(飲んでいて)心地がよい気がします。 まあただ、それは自分がジジイ化していて、新しい味の流れについて行けていない気もするのですが……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月03日 09時31分51秒
コメント(0) | コメントを書く |