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2008.10.07
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 先日、我が家で育った可能性の高いサトクダマキモドキの雄を紹介した。そのずっと前、今年の晩春にサトクダマキモドキの初齢幼虫を掲載したが、幼虫のその後は未掲載の儘であった。勿論、写真は撮ってあるのだが、7月の上旬に姿を見せなくなってから、また何時か現れるだろうと思っている間に、掲載の機会を失ってしまったのである。しかし、それらの幼虫の中の1頭が、先日のサトクダマキモドキに成長したのであれば、その間の写真も紹介すべきであろう。

 と言う訳で、今日は今年の春から初夏にかけて撮ったサトクダマキモドキの幼虫のその後を掲載することにした。なお、写真が多いので、2回に分けることにする。


サトクダマキモドキ初齢幼虫2_1
雨に濡れるサトクダマキモドキの初齢幼虫

(2008/05/30)



 まず最初は、比較の為に初齢幼虫の写真を掲げておく。体側に沿って黒い筋があるのが初齢幼虫の特徴である。写真としては完全な前ピンで、本来は没にすべきものだが、一応手前の眼は辛うじて被写界深度に入っているし、触角と前肢に付いた水滴が印象的なので出すことにした。まだ、如何にも子供、と言う顔をしている。

サトクダマキモドキ2齢幼虫1
2齢になって間もないサトクダマキモドキの幼虫

(2008/06/04)



 次は、2齢になったばかりの幼虫で、ニワナナカマドの葉上に居た5~6頭の内の1頭である。体側にあった黒い筋は、第2腹節側面の少し大きな黒斑と、第1腹節、胸部の淡い斑紋だけになっている。

サトクダマキモドキ2齢幼虫2
触角の掃除をするサトクダマキモドキの2齢幼虫

(2008/06/14)



 10日経って撮ったのが上の写真。その前の写真と同じ個体か否かは不明だが、シッカリ御飯を食べたらしく腹部が大きく膨らんでいる。丁度、身繕いをしているところで、触角の掃除中である。

サトクダマキモドキ2齢幼虫3
成長したサトクダマキモドキの2齢幼虫

初齢と較べると少し貫禄が付いてきた

(2008/06/14)



 2齢幼虫をもう少し大きく撮ると上の写真の如し。初齢幼虫と較べると、少し貫禄が付いてきたと言える。

 初齢幼虫は灌木のテッペン近くの葉の上で何時もジッとしており、何かを待っている様な感じであった。これはハラビロカマキリの幼虫と全く同じで、捕食者を思わせる行動である。それは2齢になっても同じであった。

 2齢幼虫の行動と、3齢と思われる幼虫は、また、次の機会に紹介することにしよう。







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最終更新日  2008.11.03 21:41:05
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複眼でも   snowrun29 さん
うわっこれまた可愛いですね♪
2齢とか聞かずとも、チビさんやなぁと思っちゃいますね。

まるで人間の「黒目」のような眼に見えてしまいます。
複眼の中の単なる色の違う場所なのでしょうか?
お陰でついつい感情移入してしまいそうになります…汗。

>手前の眼は辛うじて被写界深度に入っているし

「被写界深度」
デジカメ1つですませてる私などには
何の事かよく解らない単語ですが
この「眼」の不思議さと関連する事があるのでしょうか?
(2008.10.07 13:30:33)

サトクダマキモドキ   るる555 さん
青い眼の外国人のようです♪知らない言葉を話し出しそう~ 腹部パンパンの二齢は、何を食べたのでしょう? たくさん食べて脱皮の準備?変態ですものなにか構造改革しているのでしょうね。。 (2008.10.07 18:17:52)

Re:サトクダマキモドキの幼虫(その2:2齢)(10/07)   夢のはし さん
しずくを飾った初齢幼虫の画像、とても美しいです。
青い瞳など、まるで宝石のように透明度が高く、
うっとりしてしまいそうな、美形だと思います☆

けっこうはっきりしている、黒い帯が、
こんなふうに消えていくのですね。

日本人の赤ちゃんの多くが、モウコハンをもって生まれ、
それが、1歳ほどになるまでに消えてしまうことを、思い出しました^^;

続きが楽しみですね。
お腹の辺りに貫禄が出るのは、ちょっと早めの虫さんみたいですね*^^*
(2008.10.07 19:38:13)

Re:複眼でも(10/07)   アーチャーン さん
snowrun29さん

>まるで人間の「黒目」のような眼に見えてしまいます。
>複眼の中の単なる色の違う場所なのでしょうか?
>お陰でついつい感情移入してしまいそうになります…汗。
-----
 黒く見える部分は「偽瞳孔(擬瞳孔)」と呼ばれるもので、複眼の構造上生じます。普通は手前の個眼とは軸が直角になるので、個眼から反射される光が少なくなるので黒っぽく見えるのでしょう。

>>手前の眼は辛うじて被写界深度に入っているし
>「被写界深度」
>デジカメ1つですませてる私などには
>何の事かよく解らない単語ですが
>この「眼」の不思議さと関連する事があるのでしょうか?
-----
 昔のカメラやレンズには必ず「深度目盛」と言うものがありました。被写界深度を示す目盛です。ですから、皆さん御存知だと思っていたのですが・・・。
 一言で言えば、「ピントの合っている範囲」のことです。絞りを絞れば(F値を大きくする)深度が深くなり、空ければ(F値を小さくする)浅くなります。ですから、背景をぼかしたいときには絞りを空け、出来るだけ全体にピントを合わせたいときは絞りを絞り込みます。
(2008.10.08 07:39:26)

Re:サトクダマキモドキ(10/07)   アーチャーン さん
るる555さん
>青い眼の外国人のようです♪知らない言葉を話し出しそう~
-----
 他の初齢の写真を見ても青くないのに、どうしてこの最初の2枚だけ青く写っているのか良く分かりません。天候によって複眼を構成する個眼の絞りが変化し、何らかの原因で青い光を反射する様になるのかも知れません。

>腹部パンパンの二齢は、何を食べたのでしょう? たくさん食べて脱皮の準備?変態ですものなにか構造改革しているのでしょうね。。
-----
 何を食べているのか、草食性なのか捕食性なのか知りたいところですが、不明の儘です。
(2008.10.08 07:43:22)

Re[1]:サトクダマキモドキの幼虫(その2:2齢)(10/07)   アーチャーン さん
夢のはしさん
>しずくを飾った初齢幼虫の画像、とても美しいです。
>青い瞳など、まるで宝石のように透明度が高く、
>うっとりしてしまいそうな、美形だと思います☆
-----
 やはり、夢さん好みの写真の様で・・・。

>けっこうはっきりしている、黒い帯が、
>こんなふうに消えていくのですね。
>日本人の赤ちゃんの多くが、モウコハンをもって生まれ、
>それが、1歳ほどになるまでに消えてしまうことを、思い出しました^^;
-----
 齢により模様が変化するので、幼虫の種類を知るのは難しくなります。

>続きが楽しみですね。
>お腹の辺りに貫禄が出るのは、ちょっと早めの虫さんみたいですね*^^*
-----
 まァ、一寸食べ過ぎたのでしょう。「続き」は大したことありませんので、余り期待しないで下さい。
(2008.10.08 07:46:55)

Re:サトクダマキモドキの幼虫(その2:2齢)(10/07)   クーン43 さん
眼が印象的ですね。ムシの眼にはみえないです。
この写真をみるとバッタでなくてキリギリスだなぁ。と思います。(ですよね?)
(2008.10.08 11:12:04)

Re[1]:サトクダマキモドキの幼虫(その2:2齢)(10/07)   アーチャーン さん
クーン43さん
>眼が印象的ですね。ムシの眼にはみえないです。
-----
 複眼全体と擬瞳孔の比率が、丁度人の白目と瞳の比率に近いからでしょう。

>この写真をみるとバッタでなくてキリギリスだなぁ。と思います。(ですよね?)
-----
 キリギリス亜目キリギリス上科キリギリス科です。「バッタ」は広義には直翅目(バッタ目)全体ですが、狭義ではバッタ亜目(ショウリョウバッタ、イナゴ、オンブバッタ、ヒシバッタ)、或いは、その中の一部を示します。曖昧な言葉と言えます。
(2008.10.08 16:30:51)


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