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カテゴリ:漫画
金魚奏 金魚奏(第2巻) 町の小さな祭りで見た演舞 胸をうつような衝撃 闇を切りさく重低音 -彼の奏でた その鼓動は 私 平山飛鳥を 一瞬で恋に落とした 全2巻で完結です。帯付きでラッキー♪ 第1巻に関してはこちら 「ララDX」平成17年9月号と平成18年3、5、7月号掲載分の4話とおまけの読み切りが採録されてます。 第2巻には「ララDX」平成18年9月号・11月号、平成19年1月号・3月号掲載の第5話~最終話第8話と描きおろしのおまけ「蝉時雨」9枚が採録されてます。 高校3年になった飛鳥、無謀にも偏差値の高い雅生と同じ大学を受験、 「会えないかわりに雅生さんのかわりになるよーなものほしいな」 との飛鳥に 「安物でごめん」ともらったオモチャの指輪、でも飛鳥は大喜び! 好きな人からもらった物って何でも嬉しいですよね(^^) その指輪をはずみで落としてしまい、拾おうとする雅生にバイクが突進、雅生をかばい飛鳥は左手骨折(全治一ヶ月) 「腕のこと雅生さんに言わないで…?」 でも結局知られてしまい 「…オレは もし自分のせいで 飛鳥に万一のことがあったら その時は どんな責任だって とれる覚悟でいる たとえ何があっても 誰に何を言われても もう多分飛鳥を 手放す気にはなれないと思うから …飛鳥 頼むから オレのことで もう 無茶なんかしないでくれ…」 第6話、無事に大学に合格した飛鳥、大学生編です。 やはり進路は福祉科ですね。手話サークルと和太鼓サークルの両方に籍を置いてます。 手話は外国語と同じで、会話の相手がいると上達はやいようです。 雅生さんのノートテイクも頑張ってます。 何度も留年してる副部長が笑える(笑) 雅生さんは経済学科。そして志高く、オーストラリアに留学の準備まで。 「(…2月から 雅生さんがいなくなる) …なにそれ… 大丈夫なのかな 私… (-雅生さんは 雅生さんは 平気なの…?)」 そして泰生が恋愛できない理由は 「いい話を 聞かせてやろう オレが恋愛できない理由 オレがお前らを会わせたのってほんのなりゆきでさー …うまくいくなんて 正直思ってなかったんだ それが気付けば このバカップルぶりで 乙女チックなドラマでも見てる気分だよ おかげで恋愛に変な夢持っちまって まともに恋もできやしねえ 安心しろ ドラマのラストは おーむねがハッピーエンドと相場が決まってら」 雅生が留学してしまってから辛くて、寂しくて、和太鼓サークルから遠ざかってしまった飛鳥、でも雅生も飛鳥以上にさみしい思いをしています。 他のレビューでも読みましたがやはり遠距離電話のシーンが読みどころですね。 「…… あすか?」 「-ま… さみ さん…?」(飛鳥の声は当然雅生には聞こえてない) 「-いきなり かけてごめん…」 「ほ ほんとに…? なん…」 「-今もし 電話できないなら すぐこれ 切って」 「-あ… (そうだ 私の声なんて きこえないのに) 切るわけ ないじゃん…っ っ…」 電話だから飛鳥の声は雅生に届かず、優しい、涙が溢れるような想いに飛鳥だけが一方的に満たされる、一本の電話…。 第8話、最終話。 雅生が帰国、迎えに行った空港ですれ違いになってしまったものの、飛鳥の太鼓が分かり 「…飛鳥の音がする」 と泰生のバイクから降り 「ただいま」 「おかえりなさい」 雅生は院に進むので二人は同じ大学時代を共有できます。 『金魚奏』、完。 音の聞こえない金魚と、音の聞こえる金魚、二人が奏でた太鼓の音はharmony(奏)となり、fruition(奏)となる。 恋をした きみの音が 私の胸をうった あの日から -それは たえまなく 重なりあった 手の内で 鼓動は今も 響いてる ふじつか雪公式サイトFLOWER KING 透明ブックカバーはこのサイズ グッズ新書版透明ブックカバー(10pack)ブッカー君 帯に「ふじつか雪、2007年夏のよみきり2連発。」の広告がありました。 読み逃して残念。 「LaLa」8月号と「LaLaSpecial」7月10日発売号だったようです。 今日は 人形芝居(2) 超人ロック荒野の騎士 も届いて大忙し(笑)
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