カテゴリ:岬麻呂旅便り
友人・岬麻呂氏の旅便りは、今回を以って最終回となります。
(旅報告休止のお知らせ) 精力的に旅を続けて来られた岬麻呂氏でありますが、「現在のスタイルの旅報告は、高齢になり作成作業が大変になってきましたので」ということで、今回が最終回の旅報告ということになるようです。 従って、当ブログに於ける「岬麻呂旅便り」も、現在のスタイルのものは、これが最終回となります。 長らくのご愛読、まことにありがとうございました。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 (旅・岬巡り報告323・久米島&同写真説明) さて、今回の旅は、久米島の旅。 久米島は今回で6回目のご訪問とのこと。 那覇の西約100kmに位置する久米島、人口約7400人、周囲47kmの小さな島へ、私達も同行させていただきましょう。 12月19日 関西空港→那覇空港→久米島空港→ミーフガー→具志川城址→比屋定バンダ展望台→リゾートホテル久米アイランド(3連泊) 「気温26℃、曇り。冬装束では暑い。」とのこと。 お天気が曇り空ということで、満足のいく写真が撮れなかったということでもあるか、この日の写真は送っていただいた中にはありません。 ミーフガーの写真は21日撮影のものがありますので、そちらをご覧ください。 この日はホテルレストランが夕食休業中であったので、近くの南島食楽園にて、久米島特産のウミブドウや養殖クルマエビで泡盛・久米仙を楽しまれたとのこと。 12月20日 はての浜→島を左回りドライブ・旧仲里間切蔵元 この日は雨。それでも気温は21℃ですから、暖かい。 先ずは、はての浜へ。観光船は貸し切りだったとのことで、通常は巡らないコースで運航という、リピーター客には嬉しい船長さんの粋なはからいと言うか、おもてなしであります。 (はての浜に接近) はての浜というのは、島の東沖合に浮かぶ砂洲。 サンゴの破片で出来た砂で形成された純白の砂浜であるのだが、この日は生憎の雨に濡れて「真白き」とは参りませんでした。 全長7kmにも及ぶ白い砂浜とエメラルドブルーの浅瀬の海が織りなす、久米島を代表する景勝地であります。 (はての浜・上陸地点) はての浜遠望写真は22日の項に掲載されていますので、併せご覧くださいませ。 (久米島町のマンホール<旧具志川村>) はい、今回もマンホールの写真を送ってくださいました。 久米島町は具志川村と仲里村が合併してできた町ですが、これは旧具志川村時代のもので、クメジマボタルと五枝の松の図柄になっています。 午後からは、左回りで、島を一周ドライブ。 車で40分もあれば一周できてしまえるという小さな島なので、ゆるりと参りましょう。 車は左側通行なので、左回りだと海側ではなく山側の車線を走行することになる。従って、島は普通は右回りがよいとされる。湖沼などは逆に左回りがよいことになる。 しかし、一周40分なら何度でも回れるのだから後日右回りされるのだろうと思ったら、最終日22日には右回りで一周されています。 (仲里間切蔵元跡)<参考>蔵元(琉球王国)・Wikipedia こちらは、旧仲里村の地区(真謝集落)にある蔵元(役所)跡に残る石垣である。 12月21日 奥武島バーデハウス・海亀館→宇江城城址→タチジャミ自然公園→おばけ坂 →シンリ浜→五枝の松 この日は、曇り時々雨のお天気。気温19℃。 (ミーフガー)<参考>子宝に恵まれる神秘的な観光地ミーフガー ミーフガーは石灰岩と凝灰礫岩からなる岩で、女性が拝むと子宝に恵まれるパワースポットだそうです。 (波の華) これは、島の北西側、東シナ海に面する大和泊海岸に生じた「波の華」であります。 海中のプランクトンや海藻が混じり合い撹拌されて生じる自然現象。冬の寒く晴れた風の強い日に見られるとのこと。 (久米島灯台) 島の殆どを巡り14時(ホテルに)帰着とのこと。 この日はホテルレストランも営業とのことで、クルマエビ料理をご堪能されたそうです。 12月22日 島を右回り一周ドライブ・島の口→アーラ浜→だるま山公園→久米島空港→那覇空港→関西空港 最終日は、晴れ時々曇り、気温16℃。 (久米島町のマンホール<旧仲里村> こちらのマンホールは旧仲里村のもの。 この日はお天気もよしで、右回りに島を一周ドライブ。 「写真全部撮り直しのため」の一周ドライブだったようです。 (イーフビーチ) 正面中央に見えているのが今回宿泊のホテル。 その右側に見えるのが、前回訪問時に宿泊されたというイーフビーチホテルであります。 左下手前側に写っているのが国指定天然記念物の「畳石」。 (奥武島水路<新奥武橋から>) (上江州家) 上江洲家というのは、琉球王朝時代の地頭代の家で、1754年創建の屋敷である。国指定重要文化財建造物であるが、休館中にて入館は叶わなかったようです。 (はての浜遠望) 沖合に一筋の白い帯、はての浜の遠望であります。 (宇江城城址) 15世紀、写真中央奥の山の最高峰に築かれたのが宇江城。 左側の建物群は航空自衛隊基地の建物。 (五枝の松) そして、これは、過去の旅便りで印象深く記憶に残っている五枝の松。 1839年に植栽されたという記録が残る琉球松。国指定天然記念物。 かくして、久米島3泊4日の旅を終えられて、午後便にて、那覇空港経由で関西空港に帰還。気温4℃の大阪で「冬の寒さを体感」されたとか。 さて、今後も、旅はお続けになるのではないかと思いますが、現在のスタイルでの旅報告は、最近の同氏にとっては、その作成作業が相当の負担となっていたようであります。この辺でひとまず旅報告は休止とし、今後の旅報告の新しいスタイルを模索、検討しようということでもあるのでしょうか。 まあ、旅報告が完全終了なのか、しばらく休止し、復活・再開があるのかどうか、再開されるとしたらいつ頃のことになるのか、といったことは岬麻呂氏のみぞ知るであります。 尤も、現時点では岬麻呂氏ご自身にもお分かりではないのだろうと思いますので、これはもう岬麻呂氏がまにまに、でありますかな(笑)。 いずれであれ、岬麻呂さん、毎度欠かさずの長きにわたる楽しい旅のご報告、どうもありがとうございました。 今回で、しばしのお別れであります。 そして、今年も残すところ今日を含めてアト3日。 岬麻呂さんも、どうぞよいお正月をお迎えください。 幾十年 旅ゆきゆきて 今をかも 立ち別れまく 惜しき夕かも (偐家持) (本歌)しなざかる 越に五年 住み住みて 立ち別れまく 惜しき夕かも 岬麻呂氏からのコメントによると、紙焼きスタイルの旅報告は休止するも、ヤカモチ宛てには引き続き旅報告をEメールで送って下さるそうですから、これが最終回になるものでもないようです。 まあ、新しいスタイルの報告になるので、それに対応した旅便りスタイルをヤカモチも考えたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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