美味しい物は2人で>『虎に翼』第8週
サブタイトルから女性ならではの幸福みたいなのを前面に出す週なのかな…と思ったけどやっぱ、ちょっと裏腹…なのが、このドラマらしい(笑)…ひじゅにですが何か?「心から人生をやりきってくれること」by優三第8週『女冥利に尽きる?』社会的地位のためだけの結婚のつもりがしっかりと恋に堕ちた寅子。まあ、朝ドラだからね愛のない結婚はウケが悪いだろう。で、オメデタに至るわけだけど文字通り お目出度いことなのに苦いものも伴うことに…まずは、裁判における”失態”妊娠時期という気付けば気付いたハズの”事実”に全く気付かなかった寅子。「やっぱり女の弁護士先生って手ぬるいのね」なんて言われちゃってたけど本来は女の嘘、女の腹黒さには同じ女の方が敏感な気がする。それが全く頭にも浮かばなかったのは女性は社会的に弱い立場…という先入観が邪魔してしまったのだろうと思う。先入観っちゅーか、厳然たる事実ではあるしその理不尽さを何とか正したいというのが寅子達の信条であるわけで…その真摯な思いが仇となってしまった。そんな世の中であるからこそ生きるために女は、したたかにならざるを得なかったちゅーわけでもありもう何重も歪になってきている世界だよね。そして、寅子自身も妊娠。嬉しいことではあるし命が関わる重要なことでもあるけどそれだけに他との両立は難しい。妊娠・出産という女性にしかできないことで女性として女性のために頑張って来たことを捨て去らなければならないという皮肉。寅子にとって大き過ぎる人生の岐路が2つとも”妊娠”によってもたらされることになるとはドラマとして凄い括りだな…弁護士を辞め、妻として母として生きることになった寅子。平和な世であれば、これはこれで幸せだったハズなのに今度は戦争が寅子の人生を引き裂く。優三が出征。理不尽なのは女性だけではない勿論、男性だけでもない。寅子の変顔。以前は笑えなかった。つーか、変顔を見て笑った記憶はなかったんだけど優三を追いかけて行って、彼の前だけで見せた寅子の変顔にはマジで笑ってしまった。次いで泣けた。優三の笑顔と泣き顔の入り混じった表情にも泣けた。このドラマって意表を突く…というほど大袈裟はないけどベタな様でいて軽く外しにくるところがあるからどうにも見捨てられない(笑)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4033-c1f49356☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ かぼちゃ饅頭出征兵士を送る歌おやすみたまご