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カテゴリ:虎に翼
「地獄」へと無事(?)飛び込んだ寅子は
「地獄の道を行く」同志に出逢う。 物語的には山田よね@男装に 惹かれるべきなんだが 個人的には久保田聡子@先輩が 気になる。 顔が小さくて袴が似合ってて可愛い>そこかい コレって当時の男性陣の視点に近いかしら? 私も人間としての対等性を願う女性なのだが>ぉ …ひじゅにですが何か? 「盾みたいな弁護士になるの」by寅子 第2週『女三人寄ればかしましい?』 今のところ、同志の主な顔ぶれは 上記の2人の他に 大庭梅子@弁護士の妻 桜川涼子@華族のお嬢様 崔香淑@挑戦からの留学生 最初は、少しばかりステレオタイプかな …と思ってしまった>スマソ でも、ラストの 「寅子は、まだ分かっていませんでした。 自分がいかに、恵まれた場所で生まれ育ったのか」 というナレーションで、ちょっと印象が変わった。 確かに寅子は恵まれている。 父親は理解があるし>ヘタレだけど 母親も女性の立場について深く考えてるっぽいし。 梅子は、まさに当時の既婚女性の見下された状況を 日々思い知らされている…って様子だし よねは、女性の性を売り物にしている環境にあるらしいし (だから男装なんだと納得) 涼子は、よねとは違う角度から 「女」の部分のみ評価される世界に生まれついている様子。 香淑はまだよく分からないけど 故国も多分、男尊女卑。 異国に来ていることで、より複雑化しそう。 今回はまだ、それらを匂わせているだけで 主な内容は、裁判傍聴。 皆が勉強している後継だけでは地味だからな(笑) 実際の裁判を絡ませるのは王道。 ただ、当たり前だけど ここで寅子が裁判にしゃしゃり出るという展開にならなくて 良かった(笑) 単純に言ってしまうと、どんでん返しで 女性側の要求が通るところで終わったわけだが それが、いわゆる奇跡的なものではなく 裁判長を目立たせたところが面白い。 裁判ものって弁護士をフィーチャーさせる場合が多い気がする。 寅子は今のところ弁護士を目差しているわけだし 余計にそうなりそうなもの。 でも、寅子達が一週間かけて必死で調べても そっち方面では良い手が何も見つからず 今の法律では女性は泣きを見るだけなのか …と事態を追い詰めて 「裁判官の自由なる心証に 希望を託すしかないのではないでしょうか」 どっちかっちゅーと漠然としていて 男性である裁判官の「心証」に託せるものがあるのか …っちゅー絶望的な状況で 「権利の濫用」 と男性側の主張をぶった切るという 粋な判決が下された。 何ちゅーかさ 強く固められ隙を見出すのが難しいと思われた法律を 柔らかく砕いて適用できる裁判官の力量って 凄いし面白いと思えた。 思っていたよりも 法律というのは面白い のかもしれない …とさえ感じられた。 それは、物語の力として ひじゅにの様な素人視聴者の心を動かす結果にもなったわけだけど ヒロイン寅子がゆくゆくは裁判官になるという布石にもなっているのかも? 法律(だけじゃないけど)はチンプンカンプンで それこそ「規則」としか思っていなかった。 ひじゅにも、よねの様に ちょっと攻撃的な性格だから>ごく一部分よ 「武器」という見方も分かる。 ちゅーか、理不尽さに立ち向かうには 「武器」にするしかないだろうとも思っていた。 それが、寅子も言う様に 「盾」にもできるのだとすると 何だか物凄く希望を感じるな。 勿論、穂高の言う通り 正解なんてなく、それぞれがそれぞれの目指す形で 進んで行くのだろう。 なかなか楽しみ。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4027-a5067cae ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ あんみつ B級裁判傍聴記 弁護士フィギュア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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