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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
吾妻耶山は関東100名山の一座で群馬県の猿ケ京、水上両温泉の間の尾根にある。展望に優れた山のようだ。クラブバス山行に参加したが同じコースをとる場合、上越新幹線上毛高原駅もしくは、後閑駅からのタクシー利用となろう。下山の仏岩トンネルからも同じくタクシーになる。
川越駅に集合後、7:30チャーターバスで出発する。総勢28人なのでいつもより大きいバスだ。川越ICから関越道に乗り月夜野ICで降りる。国291から上越新幹線の上毛高原駅前を通る。少し先の月夜野カントリー看板の所を左折、町営見晴荘の看板を右折して直進すると駐車場のある月夜野コース登山口に出る。 準備後9:52出発、最初は簡易舗装された登山道を緩く登っていく。 古沼分岐を見送り少し登ると、大峰沼に出る。キャンプ場でバンガロー等の施設がある。 戻るように湖畔沿いを進むと歩く予定の稜線が見え、途中にキレットを認める。やや不安になる。急な斜面を100mほど登ると大沼越に出る。 ここからは稜線歩きで、左に猿ケ京、右奥に水上温泉が見える。緩く登って行くと下から見たキレットに出て急降下、途中から立派な梯子になっていて一安心した。鞍部に降りてまた階段で登り返す。S社登山地図には鎖と書いてある所だ。 また緩い傾斜になると電波塔が次から次へと現れる。先で管理用の林道を併せて、先に進むと大峰山の山頂だ。西側が眺望がなく東側が樹林越しに見える程度、ここでランチタイムとなった。 緩く降りて細かいピークをいくつか越えると右にスキー場のゲレンデが見え、十字路の道標に出る。ここで休憩した。正面は尾根沿いの登りで、標高点1192ピークはこの先と思った。しかし登って行くと降りにならない。高度計は1200mをはるかに越えた。 後から検討したが、休憩した場所は標高点1192の先で緩いコブを越えた先と判断した。このあたり、地形図、S社地図上の分岐道はまったくなく、分岐を示す道標もなかったので注意を要する。 道標が示す道は、台地状頂上の西側に出る道となる。分岐があり、東側に進むと少し雪が出てきて、北に廻り込むと吾妻耶山山頂に着く。 北に谷川連峰、北東に武尊山が見えるはずだが雲がかかり裾しか見えない。すぐ東の下に上州三峰山の台地上の山容が見えた。また、遠く特徴的な皇海山を同定した。ボッコリした山容なのですぐ分かる。 先ほどの分岐まで戻り、周辺に三角点があるので探索した。小さな二重山稜の東側の尾根を登って行き、少し降った所にある。分岐から構わず北西方向に向かうと近い。 分岐から先は、雪がついている急斜面なので慎重に降りる。雪はすぐに消え、なおも急斜面を降りていく。緩やかな道となり、道が真北を向くと仏岩が見えた。登山道は脇を通るので近くから見た。鎖があり、テラスまでは登れるようだ。いつも思うが、自然の造形力には神がかりを感じる。 先の赤谷越で尾根をはずれジグザグな道を降りる。すぐに仏岩トンネル東の駐車スペースに出るとバスが待っていた。15:01到着。 東に進み国291に出て南下、諏訪峡の温泉センター諏訪の湯で一浴する。料金は300円、かけ流しの源泉だが洗い場の水栓が3つしかないので交代で使った。月夜野ICに入る前にコンビニに寄りアルコールを調達、帰京した。
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