|
テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
クラブ山行でこの日と翌日で下越の山を登った。光兎山(こうさぎさん)は、兎年ということもあり参加を決めた。雪解け時、山頂直下に「立ち兎」の雪形が現れる所から名前が付いた。戦前までは女人禁制だった。ガイドに寄れば4月から登山適期なのだが、今年は雪が多く結果的には途中撤退となった。
前夜、総勢11名で大宮を21:54に出発する。関越道、日本海東北道と進み、豊栄SAで仮眠後、中条ICを降りる。国113を東に向かい道の駅関川で朝食を済ませた後、少し戻り国290を北へ進む。県273から中束(なかまるけ)で光兎山の道標に従い林道に入るが、すぐ雪でバスが進めないので千刈登山口に進む。こちらも林道は雪だが、登山口は近く6:38歩き始める。 山裾を東に大きく廻りこみ、地形図より東から登るようだ。針葉樹の中を緩く高度を上げるが、雪が付き踏み跡はわからない。468標高点と思われる広い場所を過ぎ鞍部の先で中束からの道と合わさる。左に支尾根を見ながら高度を上げると虚空蔵峰に付く。 祠があるが、三角点は雪の中のようで見当たらなかった。一コブ越えた先で右に曲る。まっすぐの尾根に引き込まれやすいので注意が必要。急降下し登り返すと雪のコブの観音峰に出る。正面に雷峰、左奥に光兎山が見える。 急降下し緩く登っていくが、尾根が細くトラバースの場所も雪が付いているので歩きにくい。雨も落ちてきて風も強いが、急登のなか何とか雷峰まで登る。この先、急降下の細尾根があり、夏道は壁になっている。この先、道は更に険しそうでリーダー判断により、ここで撤退となった。雪が中途半端に柔らかいので軽アイゼンをはいても効きが悪く危険だろう。後日を期し光兎山を写真に収める。 往路を引き返し、虚空蔵峰手前の鞍部で風をよけてランチをとる。虚空蔵峰の先からの降りで、パーティの後の方でおしゃべりをしていてコンパスを振らなかった。「ちゃんと地図を見なくてはいけませんね」といった途端、トップからトレースが消えた旨、言われたので方位を確認するとおかしい。登りに見えた支尾根も見えない。ほんの僅かだが南西尾根に引き込まれたようだ。少し登り返すと左に尾根が延びていたのでそちらに入った。やはり油断は禁物だ。 中束分岐を過ぎ登山口に12:46戻った。 時間があるので村上に出て、三面川南岸のイヨボヤ会館で鮭の生態を見学する。 市役所近くの味匠 喜っ川でつるした鮭を見た後、芭蕉が泊まった旅籠跡の井筒屋でコーヒーも楽しんだ。国113を戻り、高瀬温泉あらかわ荘に泊まった。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 27, 2011 05:43:37 PM
コメント(0) | コメントを書く
[山行の印象] カテゴリの最新記事
|