テーマ:政治・社会問題(2927)
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今日は少し遅れましたが原水爆禁止世界大会について書いてみようと思います。 毎年8月6日には広島で、8月9日には長崎で、原爆投下の記念式典が行われていますが、これと並行して、原水爆禁止世界大会が開かれているのです。 これは広島や長崎市主催の式典とは違って草の根の運動から始まったものですが、世界的な規模の大会です。マスコミにはあまり紹介されていないと思いますので、ここに紹介したいと思います。 原水爆禁止世界大会の歴史 1954年3月1日アメリカは太平洋ビキニ環礁で水爆実験を行いました。広島に落とされた原爆の1000倍の偉力のある水爆の実験により多くの死の灰が周辺にまき散らされ、現地の漁船や、日本の第5福竜丸も被爆し、5人の漁師が被爆。その一人、久保山愛吉さんは多量の放射線を浴びて亡くなりました。 日本国内からは原水爆禁止の輿論が高まり、各自治体で署名運動が展開され、翌年の1955年8月6日、第1回原水爆禁止世界大会が開かれることになったのです。8月3日までに集まった署名は全有権者数の半数に迫る数だったということです。 2013年の原水爆禁止世界大会 (以下2013原水爆禁止世界大会のチラシより) 被爆から68年目の8月、原水爆禁止2013年世界大会が開催されます。2010年5月、世界189の国々は、核兵器のない世界をつくることに合意しました。今年の世界大会は、次のNPT(核不拡散条約)再検討会議 国際会議、広島大会、長崎大会とたくさんのテーマ別分科会、文化行事や若い世代の人たちの被爆者訪問など、どのプログラムも、主人公は自分にできることを考え、話し合い、行動するあなたです。2013世界大会パンフレット(いずれも日本原水協発行)原水爆禁止世界大会実行委員会 核兵器のない世界を願う人なら、だれでも参加できます。参加の仕方、参加費などについて詳しくは、各県実行委員会(原水協)または、下記までお問い合せください。 国連や国際政治の最前線に立つ新アジェンダ諸国や非同盟諸国、5つの大陸にまたがる非核地帯、非核保有国から、多くの政府代表が参加します。現在、国連代表も招請中です。 政府・国連代表世界の反核平和運動 日本の草の根から アメリカ、フランスなど核保有国の平和運動代表や、2 0 1 0 年N P T ニューヨーク行動を指揮した有力な運動代表、マーシャル諸島やロシアのチェリャビンスクなど核被害者の代表などが参加します。 自治体と共同して全国に広がる原爆展、地域ぐるみの署名、平和行進など草の根のとりくみをすすめる代表、東電・福島第一原発の被害に立ち向かう人々、米軍基地や原子力空母撤去を求める人々など、全国各地からたくさんの代表が参加します。 核兵器なくそう女性のつどい2013in長崎 関連行事 オリバー・ストーン監督ジュディス・ルブランピースアクション(アメリカ) 以上のように多彩な催しが8月1日から9日まで、東京、広島、長崎で繰り広げられ、核廃絶をアピールしました。 ✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴ 久しぶりに玄関に花を飾りました。カサブランカ、いい香りがします。
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