テーマ:☆詩を書きましょう☆(8383)
カテゴリ:詩
日曜日例会に出られなかったので、「耕32号」が送られてきました。 私の作品は「梅雨」と「知覧茶」が載っていましたが、「梅雨」の方はどういう作品か、記憶からすっぽり抜けていました。 開いてみてやっと思い出しました。というわけで、再掲になりますが、今日はこれを掲載いたします。 でもこれ冒頭に載っているので恥ずかしいったらありません。 ✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰
梅雨
音もなく降りしきる雨 絹糸の細さで葉を打ち 水滴を宿らせる
紫陽花に宿った露は 紫色を一層濃く染める
水滴と水滴は顔を見合わせ 転がり 言葉を交わし 笑い声を上げる 紫陽花の花にも話しかける
天からは何でも見えるのよ 地球上の出来事が分かるのよ
紫陽花はこれから先の地球のことを 不安に怯えながら聞いてみた 水滴はぶつかり合い転がり落ちて 言葉は空しい音を放つだけ
音もなく雨は降りしきる
✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰ (今日またネットの繋がりが悪く皆さんのブログを訪問出来ませんでしたことをお詫びいたします。)
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