テーマ:☆詩を書きましょう☆(8382)
カテゴリ:詩
皆様に大変ご心配をおかけしましたが、おかげさまで薬も効いてきたせいか、今日は気分が良くなってまいりました。 昨日は医者に行った疲れも出たせいか、一日中と言って良い位ぐっすり眠ってしまい、汗をかきました。気持ちの良い汗だったので、こもっている熱が取れたかも知れない、と思っていましたら、案の定、今日は気分が爽快になってきました。まだ疲れてはおりますが、この状態が長続きしてくれれば良いと思っています。 ご心配のコメントをたくさんいただきまして本当にありがとうございました。 今日はもう一つ朗報がありました。詩人会議に投稿した詩が6月号に取り上げられ、同時にパンフレット「黙ってはいない」に収録されました。パンフレットには28篇の「憲法改悪反対」「秘密保護法反対」の趣旨の詩が載せられ、多く活用して欲しいと、詩人会議ではパンフレット普及を呼びかけています。 投稿するにあたって、題名も変えましたし、中身も手直しをしましたので、再掲いたします。なんだか恥ずかしいような詩ですが・・・。
傷ついた子ども心
戦時中 元旦の祝日は学校で式を挙げた 親元にいるときはいつも 新調した服に身を包んで出かけたが 疎開先の叔父の家に 新しい服などあるはずもない 親元恋しさに「新しい服が欲しい」と泣いた 堪えていたものが一気に堰を切って流れ出た 「ごめんね これを着てお行き」 叔母はお召しで作った自分のもんぺを差し出した 「叔母さんが悪いんじゃない 戦争が悪いんだ」 叔母は慌てて泣きじゃくる私の口を塞いだ 「お巡りさんに連れて行かれるよ」
いま影が忍び寄ってくる 心に思った本当のことが言えなかった時代の影が
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