ICUテニス部の先輩たち
さて、たぶんお待たせしていることはないと思いますが、私がICUの3年生だった1979年の時代に話を戻しましょう。 と、その前に、最近(2023年8月24日)、本当に久しぶりにICUテニス部の先輩に再会しました。私の4学年上の主将だったTさんです。ちょうど私が入学した年に卒業して、神戸製鋼に就職した大先輩です。 ちょうどすれ違いで普通なら会うこともなかったのですが、ICUのテニス部は卒業してからも現役部員とOBが集まって試合をするキダー杯というテニス大会が年二回あるので、何度かテニスコートで会っています。ちなみにキダー杯の名前は、当時テニス部の顧問だった考古学のキダー教授の名前を冠しております。 Tさんと会うのはおそらく40年ぶりであるうえ、お互い年を取ったので、最初は気づきませんでしたが、私はTさんの歩く姿を見て、Tさんだと確信しました。顔や身なりは変わっても、意外と動作や歩き方はずっと同じなんですよね。 テニス部の先輩でいうと、Tさんの一つ上にKさんというテニス一筋という感じの大先輩がいます。Kさんとは、3年生か4年生のときにキダー杯の決勝で一度対戦したことがありましたが、全く歯が立たなかったことを覚えています。 Kさんは関東学生本戦出場者で、大学卒業後はある大手印刷会社に就職しましたが、会社に直談判してテニススクール(ルネサンス・テニスアカデミー)を開設。そこの運営を任され、テニス選手の育成に尽力し、長塚京子(WTAランキング最高28位)らを育て、一躍コーチとして有名になった方です。今でもコーチ業をされていますから、人生をテニスに捧げたような方です。 ご興味のある方はこちら→ルネサンス鷹の台(https://lp.s-re.jp/especiallyschool)。 そのKさんと学生時代ダブルスを組んでいたのが一年下のTさんで、その四代下のキャプテンが私だったというわけです。 ということで、次回からは1979年にタイムトリップします。 (続く)