最近母親の調子が悪い、寒いせいもある。若い頃に糖尿を患い1月か2月にかならず入院する。正月の時においしいものを作り、ついつい食べてしまうらしい。いまだに現役で針仕事ができる。裸眼で針の穴へ糸が通る。すごく目はいいが、耳が少し遠い。今日はお昼に食事につれていってあげた。そんなとき、時々面白いことを言う。平針という地名の針名神社につれていくと、針でさすのかとおこりだす。あげくに、あんたら離婚せいという。父をなくしてさみしいらしい。元気にはなったがこまったものである。孝行できるうちに孝行しようと考えている。口が悪いので困ることがある。人前で恥をかくことだ。しかし、親父が亡くなってさみしいのだと思うとがまんができる。親父の子供で良かったとは思うけど、この母の天真爛漫天然ぼけにはこまっている。困っていられるうちがいいのかも?自分もこんな風になってしまうのか?親父のように聖人でいられるのか?ふと自分に置き換えてしまう。
ともあれ、食事に行くよといって連れ出すが、入れ歯を良く忘れる。今日も忘れた。こんなところにつれて来てと文句を言う。食べ始めると無言になる。おいしかったのである。まずいときは聞こえるように、まずいという。幸せな性格である。
食べ終わってから、メガネ屋にいき、補聴器を買った。あれだけいやだいやだといっていたが、かけたとたん、よう聞こえるなあ!と喜んでいた。
これで、しばらくおとなしくなるかなーと一人思う。
また入院かもしれない。元気でいてくれ。
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最終更新日
2008年02月15日 20時03分53秒
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