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カテゴリ:社会
自民党総裁選終わりましたね…
茶番と言われようが出来レースと言われようが 結果的に新総裁が選ばれ,最大与党であるが故に 首相に選出される公算が強い… で新総裁はというと… 「自民・麻生新総裁:景気対策を重視 解散には触れず」 自民党の麻生太郎新総裁は22日、党本部で記者会見し、 臨時国会での08年度補正予算案審議について 「景気が悪いのは誰でも感じている。(民主党が)成立を阻止、 反対するのは常識的には考えにくい」と述べ、民主党の対応をけん制した。 参院で審議が滞った場合に補正予算の自然成立を図るかどうかについては 「どういう世論になるのか、今の段階で決めつけるような話をするつもりはない」 と語るにとどめた。衆院の解散時期には言及しなかった。 消費税については「景気がそこそこ回復するまで3年ぐらいはかかる。 消費税増税はその先かなと思っている」とし当面は景気対策を重視する考えを示した 税率については「いきなり10%か?というのが実感。食べ物はゼロでもいい。 2種類あると考えてもおかしくない」と述べ、 段階的な引き上げや、食料品などに別の税率を適用する考えを示した。 【2008年9月22日 毎日】 さてさて,奇妙なのは選挙をせずに政権担当者が 次々と変わる日本の状況が民主主義と言えるかどうか… それはさておいても, 一般的に議会制度が民主主義を体現するものと思われているようですが, 今の日本の政治状況は議会制度の限界と問題点を よく表していると思うのです。 どういうことかというと… 選挙によって選ばれた人… まあ,有能(と思われる)一部の人が統治する体制 誰もが口に出すことはなく,民主主義を信奉する人も 政治家や知識人や富裕層など一部の人が政治を動かしている事実… このことは否定することが出来ません つまり,選挙を通じて国民の意見を反映させると標榜していても 現実は一部の人が政治を行う…寡頭政治や貴族政治と変わらないのではないか… もちろん,この私見は暴論だと思います しかし,民主主義の本質は古代ギリシアのアテネでそうであったように 全員参加でくじ引きという体制… もちろん,現実的にこのような政治を行えば大混乱で実現は無理です では,逆説的に言えば政治の方向性を決めるのは誰か? 結局は一部の代表者にゆだねざるを得ない そして,選挙はその代表者が大衆を啓蒙して合意を形成する手段にすぎない… さて,新総裁…かつて自分の選挙の時に 「下々のみなさん…」 と呼びかけたことがありますが, その下々の我々の意志を示すためにも 総選挙はすぐに行って欲しいものですね… ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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