カテゴリ:バイリンガル教育
ここ数日、バイリンガルとしての第二言語の習得時期などについて
色々と書いてきましたが、中国のある大学で教鞭をとる 日本語教師の方から、 「第二外国語のレベルについては学習能力にかかっている」 「(日本語の習得レベルは)上級になればなるほど 母国語である中国語の能力が高いかどうかがかなり関係ある」 との中国人学生に日本語を教えた実体験に基づく コメントをいただき、大変参考になりました。 しいて言えば、学習能力も大いに関係がありますが、 プラス環境ということが、特に若ければ若いほど 影響するのではないかと私は思っています。 学習能力が低くても、若い時期にその言語環境に どっぷり漬かれば、それなりにその言語を 身につけるのではないかと私は考えます。 (日本に生まれ育てば、レベルの差はあれ、 皆それなりに日本語を話すようになるのですから笑!) ま、深いレベルの上級会話ができたり書けたりするかどうかは、 語学力以外に知性が大きく関わってくるのは 言うまでもないと思います。 また第二の言語が第一言語を超えることはありません。 第一言語で話したり書いたりできないレベルのものが 第二言語でできるわけがないのです。 だからこそ、まずは第一言語をしっかりと育てることが 肝心だと思います。 そういうわけで、 少なくとも義務教育期間中は第一言語をしっかり身につけ、 その後若いうちに第二言語環境に飛び込む、 これが高いレベルのバイリンガルになる 近道ではないかと、私は勝手に思っています。 ↓10日ほど前、北京、今年二度目の雪。最高気温がマイナスに突入。 照片 330 posted by (C)つばめ 照片 325 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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