私のたからもの

韓国語・中国語・日本語の中には
ほとんど同じような発音で同じ意味の言葉がたくさんあります。
近い国同士なので昔から文化や物と一緒に言葉も行き来していたんだろうなと
思わせてくれます。
同じ“漢字文化圏”だし。

例えば、『到着』
韓国語でも『トウチャk』
(最後の『く』を発音しない感じです)
だからスンイ君がお出かけから戻ってきて家に着いた時に
「っちゃ～っく」って言うのは
韓国語でもあり日本語でもあり・・です（笑）

そんなふうに似た言葉の一つに『約束』があります。
韓国語でも「ヤクソ」
日本と同じようにお互いの小指をからませます。
さらに韓国では小指をからませたまま
親指をぽんとあわせて「判を押す」のです。
（台湾でもやってますね～）

スンイ君が１歳１１ヶ月のある日のことです。
お風呂に入る時間になっても
まだ遊び足りなくて　少し泣きそうになりました。
そこで
「お風呂から出たらまたこれで遊ぼうね、約束！」
と韓国語で私は言いました。
そして小指を立てて
「ほら、スンイも！」と言ってみました。
スンイ君にとっては初めての『約束』です。
「んんん？？」と不思議そうな顔をして
私の真似をして小指を立てました。

「ヤクソ～」
韓国語で言いながら
私がスンイ君と小指を絡ませようとした時です。
スンイ君もはっと気付いて・・・・

「んくちょ～」と言いながら
自分の小指を鼻の穴へ～！


スンイ！！それは　『鼻くそ』！！



鼻くそじゃなくて「ヤクソ」でしょ！！