5555674 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013.01.31
XML
カテゴリ:あそび一般

 前に紹介した「ニッキ紙(がみ)」と同様に、毒々しい着色料で色づけされた駄菓子は他にもあった。その一つが「べろべろ」と言うものだ。寒天あるいは、わらび粉でつくられた、人間の舌と同じ大きさで赤く着色された駄菓子だ。

 もちろん、その赤い色は合成着色料の色だが、正式な商品名ではないと思うが、舌に似ていたからか「べろべろ」と呼ばれていた。それが、底に竹の皮を敷き詰めた木製の箱に、ずらっと並べられていた。

 実は、「べろべろ」は、くじ引きとして販売されていたので、その並んだ「べろべろ」の傍には、当たりの少し大きめの四角い形のものや、特賞の鯛の形をした大きなものも並べられていた。

 そのくじに使われていたのは、今ではあまり見かけなくなった「めくりくじ」だった。1.5cm角くらいの小さなくじで、表には鯛が描かれていた。うろ覚えだが、外れは小海老、当たりは蛸やカレイ、特賞の鯛が描かれていたと記憶している。

 この「めくりくじ」は、「べろべろ」の専用のくじとして作られていたかどうかはわからないが、想像では「べろべろ」のくじ引きを思いついて、鯛の「めくりくじ」を利用して、「べろべろ」の当たりの形状を決めたのではないだろうか。

 今となっては、その真相を究明するすべは、ほとんどないが、「べろべろ」が駄菓子屋さんの店頭から消えてしまった後でも、鯛の「めくりくじ」だけは生き残っていたことを覚えている。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

あそびセレクト


FC2ブログランキングにも登録しています。
↓よろしければ、ご支援のクリックを↓


多忙のため、コメントへ返信できない場合がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.01.31 16:18:39
コメント(0) | コメントを書く
[あそび一般] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.