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カテゴリ:読解力
表現よみを先生方と20数年以上、やってきました。
先生方ですから、ごにょごにょだらだらとは、ありません。 子どもたちの前で、しゃべっているからですね。 ところが、早口、これは、あります。 先生方が生きてきたその間、文章は、速く読むというものだと言う考えが、脳の中に、しみ付いてしまったからですね。 最近は、特に、この傾向が強いですね。 **計算。 音読の練習長。 タイムを競う。 暗記を競う。 これで良いのでしょうか。 ところで、早口で読んでいる方に、 「今、読んで、何が書いてあったですか?と聞くと、 「・・・・・・」 となる事が、多いです。 何のために読んだのでしょうね。 もう、コトバの意味を理解し、そこからわかる事を思い浮かべ、 表象化し、情感化なんて、何処かに行ってしまっています。 こでは、消化不良ですね。 スピード。 これは、 必要に応じて、速く読めばいいのですね。 本来は、文章に、速さを決めることが、あるのですね。 ゆっくりの所は、ゆっくり。 この質問をされたかなにゃんさんは、算数の文章題の読解で、難解な文章があった時、次のように指導をすると、日記で書いていました。 (先ず、最初から、一語・一句の意味を理解させる、その為に、絵や図を書いて、イメージ化させる。 最初から最後まで、ただ、読む事を繰り返すのではなく)と。 天母への道! * これは、児童言語研究会が、50余年、言い続けてきたことと同じです。 ですから、音読・朗読など、最初からすらすら、速く読まなくてもいいのですね。 初めは、つかえてもいいのです。 意味を考え、表象化しながら、何度も読み、 その中で、速く読むべきところが分かったら、そこを速く読めばいいのですね。 ・・・・・・・・・・・ たくさんの方にお読みいただき, 日本の教育について、 多くの方と考え合い、 改善したいと思って、 ブログに参加し、ブログランキングに参加しています。 賛同されるかたは、 下の2つのマークをクリックしていただけるとうれしいです。 人気blogランキングへ ・・・・・・・・・・・ 絵をクリックしますと、本の概略が分かります。そして、楽天での購入の仕方も分かります。 尚、本書は、1~6年まで、各学年あります。 * 次のサイトで、大変重要な教育問題を取り上げています。コメントがたくさん寄せられ、皆さんの関心の高さを示しています。一度、ご訪問される事をお薦めいたします。 冬の花 ― 正義について 2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読解力] カテゴリの最新記事
最近「音読がいい」というのはよく耳にします。
それがただ声に出して読みさせすればいいのではないということを, 今日さんの日記を読み確信しました。 何のために勉強するのかといえば,日常生活をより豊かに,人間らしく生きるためだと思います。 ところが教育の場にいる方々や,学識や地位のある方でさえ,人の目を見て相手に不快感を与えることなく, どんな相手にでもわかるように話が出来ない人をたくさん見てきました。 人と人がコミニュケーションをとる最低のマナーを, 表現読みでは学ぶことが出来るような気がします。 (2006.02.07 15:27:14)
ウチの息子は、読むことは読めるのですが、やはり、意味がわかっていない場合が多いです。
学校の教科書の音読も、暗記するくらい、読むのですが、いざ、読解問題となったら、わかっていないんです。問題文も、注意力がないのか、理解していない場合が多いんです。 算数の計算は、得意。求められていることは、読まなくても、一目瞭然ですからね。。。 (2006.02.07 18:12:39)
みえこ55さん
>最近「音読がいい」というのはよく耳にします。 >それがただ声に出して読みさせすればいいのではないということを >今日さんの日記を読み確信しました。 * ありがとう、ございます。 確かに、意味が分からないでも、 何度も繰り返していれば、暗記しますよね。 その暗記は、何時かは、役に立つと言う考えがあります。 この何時か、ですが、大人になってからと言う人もいます。 でも、子供に必要なのは、今とその直後ですね。 それには、どうすればいいか。 意味が分かった方が、役に立つし、面白いですね。 >何のために勉強するのかといえば,日常生活をより豊かに,人間らしく生きるためだと思います。 * そうですね。勉強している今が、楽しくて、それが役に立ったら勉強嫌いは出ませんね。 (2006.02.07 20:08:05)
>ところが教育の場にいる方々や,
学識や地位のある方でさえ, 人の目を見て相手に不快感を与えることなく, >どんな相手にでもわかるように話が出来ない人をたくさん見てきました。 * そういう人、たくさんいますね。 分かるように話す、これは、良く分かっていないとできないことですね。 子どもに分かるように話す、これが、大切ですが、まだまだですね。 僕を含めてですが。 >人と人がコミニュケーションをとる最低のマナーを, >表現読みでは学ぶことが出来るような気がしま す。 * 有難う御座います。表現よみ、 これは、他とのうまい・へたの競争ではないのですね。 世の中、きょうそうばやリ。 自分が読見取った事の音声化です。 だから、他から、助言はありますが、それを聞ききれるか、入れないかは、自分の判断です。 この自分の判断、これは、子どもたちが、生きる上で、たいせつな事ですね。 表現よみを通して、これも育てたいと考えています。 ----- (2006.02.07 20:08:31)
あんてぃーく・ろーずさん
>ウチの息子は、読むことは読めるのですが、 やはり、意味がわかっていない場合が多いです。 >学校の教科書の音読も、暗記するくらい、読むのですが、 いざ、読解問題となったら、わかっていないんです。 * 貴重なコメントありがとうございました。 声に出して読めるが、意味が分からない、読解できないということ、 これは、全国的な問題ですね。 これを、克服するには、音読の繰り返しをするのではなく、 一語・一句の意味を理解させ、 その上で、主語と述語をはきりさせるといいです。 これで、かならず、読解が、できるようになります。 このこと、ここの日記で、数度、書きましたよ。 あまり英文を読めない人が、英文を読むようなつもりでやったらいいでしょうね。 (2006.02.07 20:28:16)
一つの題材をそのようにすると、2つ目は、やり方が分かるから、能率が上がりますね。
>問題文も、注意力がないのか、理解していない場合が多いんです。 * この注意力がないとう見方は、やめたいですね。 その気持ち、子供さんに分かりますよ。 子供は、どんな気分になるででしょうか。 理解、これは、ことば(語い)と文法力(主語・述語)でしたね。 >算数の計算は、得意。 求められていることは、読まなくても、一目瞭然ですからね。。。 * そうでうね。 いいことをお書きくださいました。 機械的な訓練されていますからね。 ----- (2006.02.07 20:28:34)
今日9729さん
>* この注意力がないとう見方は、やめたいですね。 >その気持ち、子供さんに分かりますよ。 >子供は、どんな気分になるででしょうか。 そうですね。思い切り厳しく言ってしまうこともしばしばですね。 では、どういったらいいんでしょう?気をつけてみていないとしか言い様がないんですけど。 問題、たとえば、 棒線の字の読み仮名を( )に(ひらがなで)書きましょう。 という問題でも、横の同じ漢字をそのまま書いてしまう。 同じような問題を、家でやっていて、それこそ、一つ一つの言葉の意味を、線を引き、説明しておいて、そのときはできたとしても、次には、学校では(テストなど)できない。理解力とは別な原因なのでは・・・・・と思ってしまいます。 根気よく続けるしかないでしょうかね。 (2006.02.07 23:01:38)
あんてぃーく・ろーずさん
>今日9729さん >>* この注意力がないとう見方は、やめたいですね。 >>その気持ち、子供さんに分かりますよ。 >>子供は、どんな気分になるででしょうか。 > >そうですね。思い切り厳しく言ってしまうこともしばしばですね。 >では、どういったらいいんでしょう? 気をつけてみていないとしか言い様がないんですけど。 >問題、たとえば、 >棒線の字の読み仮名を( )に(ひらがなで)書きましょう。 >という問題でも、横の同じ漢字をそのまま書いてしまう。 >同じような問題を、家でやっていて、それこそ、一つ一つの言葉の意味を、線を引き、説明しておいて、そのときはできたとしても、次には、学校では(テストなど)できない。理解力とは別な原因なのでは・・・・・と思ってしまいます。 * そうですね。理解力とは、別のもんだいですね。 でも、こういうこと、僕等にもありますね。 妻に、何度も同じ事を、僕は、注意されます。それは、僕の場合は、いい加減にやっているからです。 なぜ、いい加減にやるか、それでも、たいしたことはないと、判断するからですね。 そこで、妻は、いい加減にすることは、こう駄目だと、又、説得します。 それで、ああ、そんなに大切かと、感じると、次から、ちゃんとします。 ご参考になったかどうかですが? > >根気よく続けるしかないでしょうかね。 * とにかく、けなしたりしては・・・・・・。 ----- (2006.02.07 23:21:57) |