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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.11.12
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 9月の日記に鎌倉3代将軍「実朝」の暗殺に黒幕はなく2代将軍「頼家」の次男「公暁」の親の仇を討つ単独説が有力と書きましたが、明日の「資格と死角」の放送の前に今朝のネットの記事に脚本家の三谷幸喜氏は「義時黒幕説」を取るのではというのがありました。

 確かに先週の回で俄然政務に意欲を持ち始めた実朝が「これからは後鳥羽上皇を頼って~」と義時に告げた時の義時の不快な表情が「今後の展開に波乱が・・?」を思わせました。

 義村
第43回 右は「話が違う」と三浦義村に詰め寄る「公暁」 ネットの画像から。

 義時黒幕説では公暁が幼少期に北条を恨む「比企家の尼(頼朝の乳母)」から「あなたの父を殺したのは北条であなたこそが鎌倉殿になるべきお方、それを阻んだ時政、義時を討つべし」と洗脳を受けていたことをまず挙げています。
 
 義時を討つ日を​
1219年1月、武士として初めて右大臣に就任した実朝がそれを祝うため鶴岡八幡宮へ拝賀した時に選んだというのも因縁を感じますが、義時が直前に「暗殺されること」を察知しその場に現れることはなく、義時が間違って実朝が討たれるよう(あるいは巻き添え)に仕組んだという推測はなかなか説得力があり、どんな展開になるのか明日じっくり見るしかありません。公暁の乳母夫である「三浦義村」がどこまで実朝暗殺に関わるのか、43回タイトルの「死角」にも興味をそそられます。

 余談ですが、私自身が何となく疑問に思うのは実朝が1202年に将軍職を継いだ4年後に公暁を猶子(ゆうし)としていること、そして実朝の後の4代目鎌倉殿は後鳥羽上皇院の皇子を迎え入れるという計画があり朝廷と義時の間で約束事になっていたという事実です。それだからこそ義時を討つ必要があったのか、そして公暁が「自分が何としても4代目に」という執念のような決意がどのように生まれていったのかということです。

 






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最終更新日  2022.11.12 09:51:30
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