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広島カープ考察

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2024.04.17
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カテゴリ:広島東洋カープ


『不安がよぎる既視感』

 本日の広島は11-1で横浜に勝利を収めました。
先発床田は今季から新たに投げ出しているカットボールが冴えわたり、宮崎に一発を浴びるも横浜打線を相手にフライの山を築き、7回を投げて6安打2奪三振1四球2失点と好投して勝利投手となりました(7:10:1:5、1HR)。
微妙に変化するカットボールや武器とするツーシームなどが横浜打線には効くのでしょうか。
2番手森浦はヒットと四球でピンチを背負うも林を空振り三振に打ち取って無失点(2:1:0)、最後は黒原が3奪三振を奪って試合を締めました(0:1:0)。

 一方野手陣は初回からジャクソンが大荒れの展開、二者連続四球の後に小園がヒットで繋ぎ、堂林の押し出し四球で1点を先制、続く坂倉がタイムリーヒットを打っていきなり3点を奪います。
3回には二死から坂倉が真ん中やや内寄りの直球をライトスタンドに叩き込むと、続く上本や田村の当たりがヒットとなってチャンスを広げ、矢野を敬遠した後に床田のレフト前タイムリーが飛び出してジャクソンをKOしました。
更に石川から菊池がタイムリー二塁打でこの回一挙に5点を奪って試合を決めました。
その後は宇草のタイムリーや石原が一発を放ち、久保がプロ初ヒットを放つなど途中出場組も活躍しました。

 個人の方に目を向けていきますと、坂倉は状態を戻しつつありますが、まだ良かった頃に比べると若干遠回り気味のスイングなのかな?と感じ、もう少し上を目指して欲しいところです。
そして石原が久々に一発を放ちましたが、個人的にこの打者は新人の頃から守備よりも寧ろ長打力に魅力のある選手だと書いており、末包やかつてのスラッガー候補達の陰に隠れていましたが、実はスラッガーの素質十分の選手だと思います。
ただ下半身などを見てみるとまだまだな改善が必要な印象ですが、今日の打ち方で且つ浮いたとはいえ外角のスライダーを無理やり引っ張ってレフトスタンドに運べるのはやはりパワーがあってこそだと思います。
正直守備面は新人の頃から疑問符があり(送球がサイドスローですよね?)、持丸同様に野手にコンバートして打撃に専念しても面白いのかな?と思います(オフに打撃の特訓を積んだ方が良いと思います)。

 単に試合結果だけを見れば大勝なので喜ぶべき事かもしれませんが、個人的には全く楽観視できるものではないなと思います。
というのもここまでの試合を振り返ってみても今季の広島は競り合った展開では得点を奪えずに悉く落とし、たまに大爆発して大量得点を収めて大勝するのは弱いチームにありがちな特徴そのものなのです。
データで「広島は得点圏打率は非常に高い」と出ていますが、そりゃたまの大爆発で爆上げしているに過ぎず、チーム得点数もそれで稼いでいます。
この戦いどこかで見覚えがあるなと思いましたが、正に佐々岡政権最終年そのものです。
ベテランに気を遣っている点や勿体ない若手の起用など細部まで非常に似ているように感じます。

 試合後のコメントで新井監督が単に大勝して気分良く秋山をイジっていますが、今日途中出場した中々出番を貰えない久保や石原、何故か先発を外れた黒原の見事な投球を見てどう思ったのかを聞いてみたいところです。
もっとこういった選手達に出場機会を与えて成長を促すべきではないでしょうか。
そこで若手選手達が何を思ってどう試行錯誤していくかは選手次第、ただ漠然とプレーするだけの選手は淘汰されるだけだと思いますが、肝心の機会さえない状況ではその部分の評価も分からないままのです。
我々社会人でも同様で、新入社員に仕事の経験を積まさないままではいつまで経っても仕事や一本立ちなどできないのと同じです。
「試合でこそ選手は成長する」というのは「試合に出場して自身が成功する為にはどうするかを考えさせる機会である」という意味だと考えています。






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最終更新日  2024.04.17 00:21:11
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