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カテゴリ:海外リーグ野球
『欧州事情を少し』
今回は欧州の野球について見ていきたいと思います。 先週金曜日から開幕したチェコの国内リーグ「エクストラリーガ」ですが、開幕した週末の総観客動員数は1505人を記録し、これは開幕戦史上最多となったそうです(twitter)。 これまでエクストラリーガの試合は殆ど観客が入らなかったそうですが(twitter)、昨年チェコ野球が少し注目された影響が続いている事を窺わせますね。 とはいえ全ての試合を合わせて1505人、佐賀インドネシアドリームズは開幕戦で3800人を集客したのに比べれば正直まだまだ先は遠いかなと思いますが、着実に一歩ずつチェコに野球が浸透しつつある事は確かなのではないでしょうか。 ちなみにこちらのyoutubeにて試合の様子が撮影されていますので、是非ご覧いただければと思います。 また、開幕節では本塁打が飛び交ったそうで、日本の野球ファンにも馴染みのあるフルプ外野手、セルベンカ捕手が2発、ムジーク内野手にも一発が飛び出すなどさすが代表選手といったところでしょうか(twitter)。 昨年はWBCで結果を残した事でプラハベースボールウィークや欧州野球選手権大会といった主要な国際大会ではかなりの観客が入りました。 しかしながらチェコ野球を根付かせていく為にはやはり国内リーグに関心を持ってもらう事が一番大事だと思います(国際大会はあくまでも国と国との代理戦争的な側面もあり、普段そのスポーツを観ない人も観ます)。 その肝心の国内リーグの観客動員が最多を更新したというのは大きな前進ではないでしょうか。 しかしながら単純な数字を見た限りではまだまだな印象であり、やはり佐賀インドネシアドリームズと比べるとイベント企画などの興行面が少し弱いのかな?と感じるところで、やはりそういった分野に長けた人がリーグ運営に携わるだけでも全然変わってくるのではないかな?と感じ、野球選手だけでなく日本の野球事業に長けた方を招聘してリーグ運営に携わってもらうのも手ではないでしょうか。 そしてインドネシア同様にやはりチェコにもプロ野球リーグができればなと願うばかりです。 インドネシアと違って現時点でも上記3選手を始めとしてある程度実力を持った選手達がいるだけに、彼らがプロ野球選手になれる環境を整える事により、今現在野球をしている子供達やまだ野球をしていない子供達が彼らを夢見てプロ野球選手になりたいと思う発展するスピードもあがっていくと思います。 そして最後にフィンランドですが、どうやら横浜スタジアムを訪れて横浜と提携を結ぶ話が持ち上がっているそうで(twitter)、更に大阪工場を訪れて用具提供の話も持ち上がっているそうです(twitter)。 千葉ロッテとチェコが提携を結びましたが、横浜とフィンランドが提携を結べば欧州野球の技術向上も更に進むのではないかと期待しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.17 14:00:08
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