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リュウちゃんの懐メロ人生

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2021年09月29日
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カテゴリ:奈良散策
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
明日香路の
元薬師寺の紅白の彼岸花、
もう秋たけなわだ!



9月23日(秋分の日)、1年ぶりに明日香村を散策してきました。
​リュウちゃん、6月に後期高齢者の仲間入りし、ちょっと足腰に不安を覚える中での、初めての本格的な遠足です。
昨年はキトラ古墳から元薬師寺跡まで、
46000歩を歩いたが、
足腰に不安を覚える中で
今年は何歩くらい歩けるだろうか?

今年は昨年とは逆に、元薬師寺跡からスタートし、以下の順路で歩く計画を立てました。

​​★(スタート)近鉄「畝傍御陵前」駅~★元薬師寺跡~★藤原宮跡~★天の香久山の麓~★甘樫の丘~★飛鳥寺~★石舞台~★稲渕地区(棚田百選)~★橘寺~★亀石~天武・持統陵~★鬼の雪隠・鬼の俎(まないた)~★欽明天皇陵~★高松塚古墳~★近鉄「飛鳥」駅(ゴール)​​

​以下に明日香村の「散策図」を貼り付けます。


​​​​
上の図で、スタート地点の「畝傍御陵前」駅は、図の左上の「橿原神宮前」の更に上部にあります、「甘樫の丘」は図の中央部やや上部にあります。「石舞台古墳」は図の右下、棚田百選に選ばれている「稲渕地区」は、右下の「マラ石」の下部(図には表示されていません)にあります。
​​​​
​例によりまして女房殿お手製のおにびり弁当とリュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、午前8時に家を出発、午前9時15分、スタート地点の「畝傍御陵前」駅に着きました。
​(※)「畝傍御陵」とは、神武天皇陵のことです。



明日香路の彼岸花、
まだ「見頃」なのだろうか?

<元薬師寺跡地>

​「畝傍御陵前」駅から徒歩10分で、最初の彼岸花の見所である「元薬師寺跡地」に着きます。
おお!
ここの彼岸花、
まだ「見頃」だ!

























​大和三山の一つ、「畝傍山」と元薬師寺跡の彼岸花のコラボです。





​<藤原宮跡>
​​
元薬師寺跡から北東の方向へ20分くらい歩きますと、持統天皇の都であった藤原宮跡に着きます。

​道の右側に「天の香久山」が見えてきました。









元薬師寺跡地では真近に見えていた畝傍山は、少し遠ざかってきました。




​​大和三山の内、一番北川にある耳成山(みみなしやま)です。このあたりの彼岸花はすでに色が褪せて、「終わりかけ」だったのです。




​ここで予め明かしておきますが、9月23日の明日香路の彼岸花は一部を除いて殆どが「終わりかけ」になっていました。
お彼岸だというのに、
彼岸花は「終わりかけ」、
以前はこんなことは無かった筈だ!
やはり地球温暖化の影響なのか?

藤原宮跡の道脇に、コスモスが咲き始めていました。











本来ならこの季節には、藤原宮跡には一面にコスモスが植えられる時期で、11月には、奈良県屈指のコスモスの名所になる筈なのですが、昨年に続き今年も新型コロナ禍のために、コスモスの植え付けは行われないようです。

新型コロナ禍のために、
奈良のコスモスの名所が
一つ無くなった!
来年、名所は復活するのだろうか?

​ここで突然ですが、リュウちゃんが大好きな山口百恵ちゃんの歌を2曲貼り付けます。​
​​<山口百恵「秋桜(コスモス)」>→ここをクリック、

​​<山口百恵「曼珠沙華(まんじゅしゃか)」>
ここをクリック、

山口百恵さん、
コスモスのように清楚で、
彼岸花(曼珠沙華)のように
情熱的な女性でしたね!​


(山口百恵さん)

​藤原宮跡の東の端、「天の香久山」の麓に「国立奈良文化財研究所」があります。
ここには「トイレ休憩」で立ち寄りました(苦笑)



​「国立奈良文化財研究所」の右手奥、文字通り「天の香久山」の麓に、彼岸花の群生を見つけました。リュウちゃん、この季節には何度もこの辺りを散策したのですが、ここの「群生」を観たのは初めての体験だったのです。
文字通り彼岸花の群生の発見!
明日香路の彼岸花は奥が深い!?















​元薬師寺跡、藤原宮跡、天の香久山は橿原市にあるのですが、「国立奈良文化財研究所」の前の道を南に向かいますと、すぐに明日香村に入ります。
橿原市とは少し風景が変わってきました。











​午前11時30分、「甘樫の丘」の麓にある休憩所に到着。休日とあってか、サイクリング・ツアーの客で賑わっていました。
最初の予定では「甘樫の丘」に登るつもりだったのですが、時間が押してしまいましたので、残念ながら登山は諦めました。



​​<あすか夢の楽市>
​明日香村のメインの駐車場の一つであり、「道の駅」でもある「あすか夢の楽市」に到着。



ここの白い彼岸花、
今年も咲いていた!





​<飛鳥水落遺跡>
​​
​​「あすか夢の楽市」の駐車場の横手に中大兄皇子(後の天智天皇)が斉明天皇6年(660年)に作ったとされる「漏刻」(水時計)の遺跡があります(下記写真のバックの小山は「甘樫の丘」です)​​
この遺跡は1981年に発見されました。



​668年、大津宮で即位した天智天皇は671年4月25日に漏刻を宮内に作り、鐘鼓を打って日本で初めて「時報」を開始したのだそうです(天智天皇10年)。​
​天智10年4月25日は現在の太陽暦に直しますと6月10日になります。​
​現在の「時の記念日」の由来は、ここから来ているのですね。
​<蘇我入鹿の首塚>
​​
​「水落遺跡」から、「蘇我入鹿の首塚」のある「飛鳥寺」のの裏手の田圃道に出ました。ここは明日香村屈指の「彼岸花の名所」なのですが、
残念ながら、
ここの彼岸花も「終わりかけ」、
しかし、
明日香村特有の雰囲気は
よく出ている。







​さて、「蘇我入鹿の首塚」です。



馬子=蝦夷=入鹿と3代に渡り、飛鳥朝廷で権勢を欲しいままにした蘇我氏、​
​​​入鹿は642年、皇極天皇の即位に伴い、父の蝦夷の後を継ぎ、実質的に国政を掌握しました。入鹿の政治は「暴政」だったと云われています。入鹿の暴政に対し、国政を天皇中心にしようとする機運が高まり、遂に皇極天皇4年6月12日(645年7月10日)、入鹿は「首塚」から約600m離れたところにあった「飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)」の大極殿において皇極天皇の御前で中大兄皇子(後の天智天皇)等によりで殺害されてしまいました。​​​
​​このクーデターは世に「乙巳(いっし)の変」とと呼ばれ、蘇我氏の滅亡と「大化の改新」をもたらしたことで日本古代史のなかでも画期的な事件だったと思われます。中大兄皇子によって斬り飛ばされた入鹿の首は「板蓋宮」の大極殿から600m離れた「首塚」まで飛んだという伝説により、この地に「入鹿の首塚」が立てられたとされています。


(「乙巳の変」~「多武峰縁起絵巻」より)

​​(※)尚、「乙巳」とは、干支の一つで、西暦年を60で割って45余る年が「乙巳の年」なのだそうです。「乙巳の年」は60年に一回巡ってきます。一番最近の「乙巳の年」は1965年、一番近い未来の「乙巳の年」は2025年ということになります。
​​
​<飛鳥寺>
「入鹿の首塚」の後ろの道は、飛鳥寺の裏手に続いています。今回、初めて裏手から飛鳥寺に入りました。



境内の狭い庭には、酔芙蓉、小菊が開花していました。













庭の一角に、彼岸花が咲き残っていました。



​​<飛鳥寺について>
​​​推古4年(596年)、仏教を保護した蘇我馬子の発願により建立された日本初の本格的寺院、鎌倉時代に伽藍の大半を消失したが、江戸時代に再建された。本尊の「銅造釈迦如来坐像」は飛鳥時代の作で、現存する日本最古の仏像、通称「飛鳥大仏」の名で親しまれている。
​​​
靴を脱いで、飛鳥大仏の安置されている本堂に上がります。

久々にお目にかかった飛鳥大仏
そのアルカイックスマイルは
永遠に不滅なのだ。



飛鳥大仏のお目どうりを終え、本堂入口の縁側に座り、靴を履こうとしたその時。

痛テテテテ~~~!!!
両足が攣(つ)った、
痛くて靴が履けない!

結局、10分近く悪戦苦闘の末、何とか靴を履くことが出来ました。靴を履いて立ち上がりますと、両足の痙攣は嘘のように無くなり、元に戻ったのです。

足の痙攣はとりあえず治ったが、
少々足が重い。
まだ予定の半分も歩いていない。
全行程を歩き切ることが出来るのだろうか?
 
​以下、<奈良・明日香村彼岸花巡り2021(下)>に続きます。​
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最終更新日  2021年09月29日 20時15分00秒
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