テーマ:晩学のすすめ(495)
カテゴリ:読書
居官好字面有四。公字、正字、清字、敬字。能守此、可以無過矣。
不好字面亦有四、私字、邪字、濁字、倣字、苟犯之、皆取禍之道也。 官に居るに好字面四有り。公の字、正の字、清の字、敬の字なり。 能く此れを守らば、以て過無かるべし。 不好の字面も亦四有り。私の字、邪の字、濁の字、倣(ごう)の字なり。 苟(いやし)くも之れを犯さば、之、皆禍を取るの道なり。 公務(官)にある者にとって好ましい文字が四つある。公、正、清、敬の字の四つである。 よくこれを守れば決して決して過失を犯すことは無い。 また、好ましくない文字が四つある。私、邪、濁、倣の字の四つである。 かりにも、これを犯したならば、すべて災禍を招く道である。 江戸時代末期の公務員(幕府役人・藩政役人)は殆ど武士。 その武士道も地に落ちて、今のお役所とと同じ状況だったのだろう。 国会論議を聞いていても、道路特定財源を「私」して、傲慢、邪道で濁りきった国交省と天下り先の 特殊法人の実態が暴露されている。やっぱり「特定」はダメ。使い切るためには邪道を走る構図。 「邪道特定財源」に成り下がっている現状を政治家も国民も見極めないといけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 14, 2008 12:03:36 PM
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