テーマ:晩学のすすめ(495)
カテゴリ:読書
閑想客観、由於志之不立。一志既立、百邪退聴。警之清泉湧出。旁水不得渾入。
閑想客観は、志の立たざるに由る。一志既に立ちなば、百邪退聴せん。 之れを清泉湧出すれば。旁水の渾入するを得ざるに譬(たと)う。 つまらないことを想い、外部のことに心を動かしたりするのは、ちゃんと志が立っていないから。 ひとつの志がしっかり確立しておれば百の邪念も退散してしまう。 その様をたとえるなら、清らかな泉が湧き出れば、脇からの水は混入できないようなものである。 為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり 上杉鷹山 為すは人の意思で、成るは結果を意味しているとか。 この歌も立志に対する警句だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 16, 2008 11:01:04 PM
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