『ディパーテッド』&『あるいは裏切りという名の犬』を鑑賞
欺き続けなければ任務は遂行出来ない裏切り続けなければ命の保証はない犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。 (シネマトゥデイ)ディパーテッドHP解説: 巨匠マーティン・スコセッシが、香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクしたアクションサスペンス。マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアの死闘がスリリングに描かれる。レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが主人公の警察官とマフィアをそれぞれ熱演。名優ジャック・ニコルソンがマフィアのボス役で脇を固める。ボストンを舞台に描かれた本作は、スコセッシ監督らしいバイオレンスシーンと、敵対組織に潜入した男ふたりの心理描写に注目。原題 THE DEPARTED製作年度 2006年製作国・地域 アメリカ上映時間 152分監督 マーティン・スコセッシ 出演 レオナルド・ディカプリオ 、 マット・デイモン 、 ジャック・ニコルソン 、 マーク・ウォールバーグ 、 マーティン・シーン 、=以上yahoo映画より=潜入捜査といえば、やはり「フェイク」(フェイクの日記)が頭からはなれず、マフィアに潜入したビリー(レオナルド・ディカプリオ)の方に気持ちが傾いてしまいました。ビリーの方が命の危機感があり精神的にも辛いと思われるし。。。レオは気を緩める事ができない緊迫した気持ちをうまく演じてたと思いました。『インファナル・アフェア』のリメイクですが私はあまり意識せずに観ました。なので、面白かったです。あるいは裏切りという名の犬HP実話に基づく、激しくもせつない運命の物語。 実際に警察官として働いた経歴を持つオリヴィエ・マルシャル監督が、その当時の事件や実在の人物に基づき映画化。その興味深いオリジナルな企画にダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューほかフランスを代表するスターたちが賛同し出演が決定。豪華オールスター映画として完成した本作は話題を呼び、2004年11月24日にフランスで公開されるや大ヒットを記録し、クライム・アクションにも関わらず、第30回セザール賞では8部門にノミネートの快挙となった。 さらに、作品の評判を聞きそのストーリーの面白さに注目したハリウッドが早くもリメイク権を獲得。プロデューサーにはロバート・デ・ニーロ、監督には『チョコレート』(01)のマーク・フォスター、脚本には『トゥームレイダー2』(03)のディーン・ジョーガリスの名が挙がり、企画が進行している。 緊張感溢れる息もつかせぬサスペンス。心に深く刻まれる“本物の男たち”による“本物の感動”。フランスで誕生した新たなる傑作が、遂に日本上陸となる!ストーリーフランス、パリ。オルフェーヴル河岸36番地にあるパリ警視庁。そこに次期長官の座を競う二人の警視がいた。一人は仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリンクス。もう一人は権力志向の強い野心家のドニ・クラン。かつて親友だった二人は、同じ女性を愛し奪い合った過去を持つ。 パリでは現金輸送車強奪事件が多発。犯人逮捕を巡って男たちの思惑が交錯する中、出世を狙うドニは、レオを裏切り罠に掛ける。愛する妻を、心許せる相棒を、そして生きる誇りを奪われ、投獄されてしまうレオ――。 7年後、出所したレオは妻の死の真相を探る。そこにはドニの影が……。再び出会う二人。レオとドニの運命は、どこへ向かうのか……。フランス映画オリヴィエ・マルシャル(監督・脚本)=以上オフィシャルサイトより=この映画の題名は知ってましたが、内容は殆どわからず、あまり期待をせずに見ました。出てる俳優さんも殆ど知らなかったし・・・しかし、面白かった。次期長官の座が欲しい!!その事がドニ・クランの手段も選ばない行動となる。レオ・ヴリンクスは特に長官の座が欲しいわけではないのに・・・*かつて親友だった二人は、同じ女性を愛し奪い合った過去を持つ。*は映画の中にはなかったと思う。ストーリーを読んで初めて知りました。自分の出世の為には「嘘」「裏切り」をしてしまう人達・・・人間の弱さ・・・権力にはかなわないと口を噤んでしまう人・・・なぜ??と思わずにはいられなかった。