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2016.01.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 2016(平成28)年は「申(さる)年」です。
 そこで、不連続で何回かに分けて、申年に因んだ「さる(申・猿)の不思議な話」を紹介します。
1回目は、「干支の由来と、前回の申(さる)年、2004年の出来事」です。

 まず、干支の話です。

「申年」は12支の9番目ですが、この12支は、もともと12年で天球を1周し、惑星の中で最も尊いと考えられていた「木星」の天球上の位置を基準に決めていると言われています。

 ただし、木星の見かけの動きは、約12年で天球を「西から東」に一周することから、木星とは正反対の方向にあって、逆回りに天球を巡る「太歳(たいさい)」という架空の星を考え、この星の位置で年を示す紀年法が使われるようになりました。

 これが「中国の後漢(西暦25年~220年、日本では弥生時代)」に始まり、現在まで使われている「干支による紀年法」の起源だと言われています。

<写真 平成28年 干支文字切手>

P1152343.JPG


因(ちな)みに干支は、12支(子・丑・寅など)と10干(甲・乙・丙など)の組み合わせで出来ていて、60種類あり、60年で1周します。<十干十二支(じっかんじゅうにし)、還暦>

あれぇ? 12支×10干だと120種類になりますよね。

実は、12支は「奇数=陽(子・寅・辰など)」と「偶数=陰(丑・卯・巳など)」の2種類に分けられ、10干も「奇数=陽(甲、丙、戊など)」と「偶数=陰(乙、丁、己など)」に分けられています。

干支は、陽と陽の組み合わせ<6×5=30種類(甲子、丙寅、戊辰など)>と、陰と陰の組み合わせ<6×5=30種類(乙丑、丁卯、己巳など)>で出来ていて、陽と陰の組み合わせはありません。
それで、30+30=60種類になります。

干支の組み合わせを順に書くと、「甲子→乙丑→丙寅→丁卯→戊辰→己巳→庚午→辛未→壬申→癸酉→甲戌→乙亥」で1巡目(1年目~12年目)の12支が終わります。

2巡目(13年目~24年目)は、「丙子→丁丑→戊寅→己卯→庚辰→辛巳→壬午→癸未→甲申→乙酉→丙戌→丁亥」となります。

3巡目(25年目~36年目)は、「戊子→己丑→庚寅→辛卯→壬辰→癸巳→甲午→乙未→丙申→丁酉→戊戌→己亥」です。

4巡目(37年目~48年目)は、「庚子→辛丑→壬寅→癸卯→甲辰→乙巳→丙午→丁未→戊申→己酉→庚戌→辛亥」です。

最後の5巡目(49年目~60年目)は、「壬子→癸丑→甲寅→乙卯→丙辰→丁巳→戊午→己未→庚申→辛酉→壬戌→癸亥」となり、これで60年になり、翌年は1年目の甲子に戻ります。
2016(平成28)年は、3巡目 の33年目の「丙申(ひのえ さる)」です。

因(ちな)みに、12支はわかりやすく、「子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)」などの動物があてられていますが、元々は、植物が種から成長し、花を咲かせ実を付けて枯れて、再び種となる、命の循環を表します。

また、方向や月を表すのにも用いられます。
因みに、「申」は、方向では「西南西と南西の間の方向」を指し、月では「旧暦の7月(新暦の8月)」を指し、正確には「立秋から白露の前日」(2016年は8月7日~9月6日)までになります。

<写真 さるの置物と動物占いのさる>

P1152342.JPG


ここからは、西暦上の「申年(さるどし)」の話をします。

おもしろいことに、申年の西暦を12で割るとちょうど割り切れて0になります。(例えば、2016年は、2016年÷12=168となり、割り切れます。)
つまり、2016年は西暦の上では168回目の申年になります。

12で割り切れる「申年」は、もちろん4でも割り切れますので、現代では、「申年」は、「アメリカ大統領選挙」と「夏季オリンピック」が行われる年、ということになります。

それでは、申年の出来事・歴史を遡って見てみましょう。
1回目の今回は、12年前の申年、2004(平成16)年を振り返ってみます。

この年の漢字が「災」となったように、過去最多の10個の台風が日本に上陸し、大きな被害をもたらしました。

また、10月に「新潟県中越地震」が発生し、最大震度7、死者67人の被害が出ました。さらに、12月26日に、M 9.3 の大地震(スマトラ島沖地震)がインドネシア沖のインド洋で発生し、大津波によりインド洋沿岸の各国に30万人以上の死者・行方不明者が出ました。


明るいニュースでは、8月に行われた「アテネオリンピック」で、日本が史上最多の37個のメダル(金16、銀9、銅12)を獲得し、流行語大賞に、競泳の北島康介選手の「チョー気持ちいい」が選ばれました。

また、片山恭一氏の小説『世界の中心で愛をさけぶ』が大ヒットし、「セカチュー」が映画やテレビにもなりました。映画の主演女優が長澤まさみさん、テレビの主演女優が綾瀬はるかさんで、「セカチュー」は二人の出世作となり、今も二人とも大活躍しています。

個人的にも、2004年に小説「世界を中心で愛を叫ぶ」を読んでいた時、私の人生も転機が訪れ、忘れられない申年となりました。

<小説 「世界の中心で愛を叫ぶ」>

442481407.1[1].jpg


おしまいに、テレビドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」(TBS 2004年)の最終回の名言を紹介します。

「生きていく あなたへ(白血病で亡くなった亜紀の形見のポエム)」

もしも お前が 枯葉って何の役に立つの?
って聞いたなら 私は答えるだろう
病んだ土を肥やすためよ

お前は聞く
冬はなぜ必要なの?
すると私は答えるだろう
新しい葉を 生み出すためさ

お前は聞く
葉っぱは、なんであんなに緑なの?
そこで私は答える
なぜって 奴らは命の力に 溢れているからさ

お前は聞く
夏が終わらなければいけない理由は?
私は答える
葉っぱどもが みんな死んでいけるようにさ

お前は最後に聞く
隣のあの娘は どこに行ったの?
すると私は答えるだろう
もう見えないよ

なぜなら お前の中にいるからさ
お前の足は あの娘の足だ

(朔が、亜紀の骨の粉を風に散らす)

朔の言葉
「追いつけない速度で去っていく亜紀を
僕はもう捕まえることはできない

生きている限り 君と僕とは 遠くなかりだろう
だけど 僕は走ることを止めない
走り続ける僕たちの足跡は 君がいた証だから

亜紀「がんばれ 朔ちゃん」

朔太郎「走り終わったその時に 君と笑って会えるだろう。」
(以上、2004年のTBSドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」 最終回・エンディングより)



このドラマから、僅か数年後、死の直前までメールや手紙で連絡を取り合っていた高校時代の親友が、白血病でなくなりました。

「世界の中心」は、小説ではオーストラリアの世界遺産ウルルでしたが、個人的には、私たち一人一人の心の中にあるような気がしています。

親友にいつか笑顔で会うためにも、自分の家族を幸せにするためにも、苦しくても、2016年の申年を、全力で走ろうと思っています。






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Last updated  2016.01.15 01:34:55
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