子供を虐待したカトリック聖職者、新たに6人判明 ドイツ
ベルリン(CNN) ドイツ南部レーゲンスブルクのカトリック教区は22日、子供への性的暴行など虐待の過去があった神父4人、修道女2人を確認したと発表した。これまでに、7人が被害を受けたと主張している。教会区は警察と協力し、暴行事件6件のうち2件で、使用当局に判断を委ねている。
判明した暴行6件のうち5件は1970年代、残る1件は84年に発生していた。暴行に関わった聖職者6人は全員、現在も存命中。
ドイツでは今年になってから、カトリック教会の聖職者に過去、暴行を受けたとの告発が相次ぎ、これまでに300人以上が被害を訴えている。虐待は子供時代に受けており、性的なものから平手打ちといったものまで報告されている。
ドイツは現ローマ法王ベネディクト16世の出身地。法王は20日、聖職者による性的虐待が明るみに出たアイルランドの信者に向けて、謝罪親書を送付している。
しかし、欧州各国や米国、南米など、聖職者による子供への性的虐待が明らかになった教区に対しては、謝罪文を出していない。
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