携帯電話月額料金低減は、Dual Sim端末の導入一択
ちょっとオーバーな表現ですが「国を挙げて」携帯月額料金を下げようとする動きを横目で見ているのですが、やはり異常な状態だと思います。docomoもauもsoftbankもみんな民間会社、国がやるべきことは自由で公平な競争をさせるだけだと思います。3大キャリアは、全国に系列のショップを展開し情弱な人々への問合せ対応や、操作方法を教えてあげたり、故障した場合の代替機の貸与などの手厚いサービスを契約者に提供しているだけでなく、雇用の確保にも寄与しています。さらに、通信・通話品質向上や災害対応等、公的企業として巨額の設備投資を毎年行っています。 一方、MVNOは、基盤となる回線設備投資は行う必要がなく3大キャリアから借りるだけ、そして一般消費者への窓口はネット&コールセンターが中心、3大キャリアに比べて設備等の固定費が安く、一般消費者対応のコストも安上がり。従って、MVNOの料金が安くて当たり前です。 3大キャリア料金プランで高額となるのは、パケットパック料金。実際にdocomoと、NTT系列のOCNとを比較してみる。docomoは音声のカケホーダイプランプランは月額2700円、ネットに接続するためのspモード300円と合わせて、月額3000円に、以下の表に記載されたパケットパックの料金が課金される。月間20GB使用した場合は、1万円かかる計算だ。 一方、同じNTTグループのOCNは20GBで4,850円、でも通話は割高で10分かけ放題プランは月額850円プラスとなり、合計5,700円となります。 3大キャリアとMVNO、良いとこ取りできれば携帯電話月額料金低減策は完璧だと、当たり前の結論に至らないのでしょうか。現在筆者は、docomoケータイ(いわゆるガラケー)とOCNが提供しているSIMが入ったスマホの2台持ち。これを1台で実現してくれるのがDual Simスマホ。台湾のスマホメーカーASUSが発売していて日本のMVNOからも購入できるZenFone5とか、motorolaのmotog4プラスとか総務省が定める技適に適合していて、Dual Sim Dual Stanbyに対応した端末を購入すれば、docomoのカケホーダイ2700円と、OCNの20GB4,850円の2つのプランを契約して、1台で2台持ちと同様な携帯電話月額料金の節約が可能になります。 今のところ、Dual Sim端末が少なくって、よさげな端末が見当たらないのが困りごと。今使用しているガラケーも3年経過、いつまでも使えるわけではないので、次世代のプランを考えないといけない。