洋食の浅草「ヨシカミ」 はっきり言って期待はずれ
前から気になっていた、古き良き伝統を守っている洋食屋さんである「ヨシカミ」を訪れた。土曜日の、昼過ぎ。案の定、行列ができている。ファミレスではないけど、「店内満員、待てる人は、中に名前を告げるように」との張り紙がしてある。 お店自体は、しもた屋風。昭和40年代~50年代にかけての外装。はっきり言って、きれいだとか、素敵だとは全くいえない。 このお店、けっこう、テレビ番組で取り上げられており、メディアのおかげで、約15人くらいは待っている。 メニューは全般的に、はっきり言って値段はかなり高め。 迷ったあげくに、テレビで宣伝していたナポリタンを頼む。連れは、オムライスとセット(コーンスープとサラダ)。あと、この後は、東武鉄道のスペーシアで鬼怒川温泉に旅立つので、カツサンドをお土産で頼んだ。この、4品の値段は順に、1,000円、1,200円、650円、1,000円となった。厨房は、10人くらい働いており、きびきびと。雰囲気は良いのですが、値段の割においしくない。最初に出てきた、コーンスープ。これって、市販のクノールスープ(粉末)を生クリームで作ったモノとあまり変わりがない。 テレビで見た、ナポリタン。ちょっと期待したんですが、子供の頃、デパートの屋上(もしくは、上の方の階)にあった食堂の味。一口、二口は、懐かしい気持ちで食べられたんですが、やっぱりおいしいという感じではない。 まあ、宣伝されているけどこんなものか。これだったら、「つばめグリル」のハンブルグステーキ(平日お昼のランチ)がおいしいかな。