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カテゴリ:物語
熊谷です。
今朝 山で遭難して21日目に奇跡の生還を果たした方のニュースを見て思い出しました。 強く思い出して頭の中から消えないので 何かの形で伝えて欲しいと思われたのかと思います。 熊谷が子供の頃は冬になると猟が盛んだった。 猟犬を何頭のも連れて何人かでグループで猟に出るタイプと 一人に一頭の猟犬で猟に出るタイプがあったようだ。 雪の積もったある晩 一人で猟に出たおじいさんが帰って来ない。 家族は心配してご近所の方や猟仲間と探したようだが見つからなかった。 次の朝・・・ 猟犬だけが家に帰って来て何かを訴える。 着いて行くとそこに 石にもたれかかり猟銃を抱えておじいさんは亡くなっていた。 急な病で亡くなったようだ。 おじいさんの周りの雪は犬の足跡で踏み固められていた。 猟犬は一生懸命 御主人に帰りを促したのではないのだろうか? それとも動かない御主人を心配して周りを回ったのだろうか? そして 家に助けを求めに一人(一頭)走った。 その話を聞いた時 その犬の悲しさと賢さを感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 10, 2012 09:15:15 AM
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