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カテゴリ:店舗のお仕事
オーダージュエリーを受け取りに来て下さるお客様。 女性が 自分で自分のために何十万も一気に使う経験は そうそう有るモノではない。 家族のためという大義名分もなく 買換需要でもなく 純粋に自分だけの為の宝石。 なくてもまったく困らない あっても何の役にもたたず ただ光っているだけの宝石。 いつも誰かのために生きて 自分は一番最後で 今を受け入れていない分けではないけれど ほんの少しだけ違う人生もあったかも・・・ なんて思う時がある。 宝石は 見栄と欲望の商品だろう。 それは魅了する美しさと 人の卑しさを映し出す美しさとを持っている。 どちらも美しいものだ。 私は欲望を愛している。 そのエネルギーの輝きを楽しむ。 そのエネルギーを恐れるのは 欲望はいけないモノだと誰かが言ったから。 恐れの余りに。 欲望を自分や他人を攻撃する為につかうのか 欲望を自分や他人を輝かせるために力とするのか それは人次第だ。 真実を口にすることは・・・・・ 隠しておきたい真実に気がついてしまうことになるから。 宝石は持つ人の心の内を映し出してしまう。 自分のために宝石を手に入れるのは勇気。 オーダージュエリーをお渡しする時は その方に尊敬の念を添えてお渡しする。 一人の女性が 人生の階段を一つ上がる瞬間。 その瞬間に立ち会える喜びが私にはある。 あなたの笑顔が大好きです。 宝物を自分で手に入れる瞬間 その瞬間に立ち会える幸せを思う 心で感じているであろう喜びと恐れ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 30, 2012 08:16:09 AM
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