中身のない物を売る時に、中身を語る強さ。
娘の洋服を買いに初売りへ。今ってすごいねぇ。かっわいいお洋服がめちゃ安なの!まだ3割引きのバーゲンでベーシック物は二枚買うと10%OFFってなお値段でしたが。それでも定価が有名メーカー物でも2480円とか。高級ブランドにこだわらなければオシャレ天国だね。メーカーって大変!っていらん心配したりして。綺麗なお姉さんが優しく接客してくれて思わず財布のひもも緩んでしまいました。ついでに山田も事務所着用にベーシックなセーターを数枚。それが・・・え?一枚480円???バーゲンになっていたとはいえ・・・作られる経費考えたら心が痛かったなぁ。480円でも悪くないんだよね。物が。もちろんそこには何かを伝える力は無い。でも洋服に「何か」を求めなければ充分満足だ。山田も交渉用の服や、講演用の服や、イベント用の服など服の力も借りたいときはこだわるけど。服の力を伝えることができなければ480円と戦うことになるんだ・・・それってつらい。服は中身のない物。だけど、中身を伝えることができないと値段競争になっちゃうよ。中身ってもちろん「着る人」のことだよ。娘の服を買ったお店なんて一枚1000円なのにしっかり中身を伝えてくれていた。20歳やっとの女の子たちが。娘にこの洋服を着るとどうなるかを語ってくれた。きっとあの子たちも服が大好きなんだろう。山田は着ないデザインだったけど娘の春物もあのお店で買おうって思った。