私のお気に入り

テニス＝ボクシング
みたいな、かなりハードな論理展開で
テニスってこわー！！みたいになっちゃうけど。
普段は、そういうのは置いといて。
ダメだししたらきりがないけど
とりあえず、ほめて伸ばそう！
と思ったのかわからないけど。割とみんな
一生懸命、ほめるとこ探して言ってくれる

ほめるとこなければ、
無理やりにでも褒めポイントを作り出す技術。

数年前。私がまだ全然まともに打てなくて
何とか、ラケットにボール当ててただけのころ。
あ、ボール来た！って走って行って
勢いのままラケット振って
自分の軸足中心にクルッと一回転。
（ある意味、インサイドアウトのスイングで
振りぬきもめちゃくちゃいい・・けど、テニスではない）
一周回ってまた、すぐ次のボール追いかけて
「フィギュアスケートでもやってたの？」って
真顔で聞かれたころ。

実業団出身の人（多分、この人も
基本テニスは格闘技って根っこでは思ってる。
比喩表現じゃなくて、吐くまでやったっていう
ゴリゴリの体育会出身（笑））
遊びでペア組んでテニスしたとき
「あえての中ロブ上げ続けて
打たせて取る作戦、いいね！」
いやいや、そんな作戦立てた覚えはないけど。
一生懸命返しても、まともなボールが行かなくて
中途半端な中ロブになってるだけなんだけど…
それも、その人はわかったうえで。
でも、結果的に、後ろ体重でとらせて
ミス誘発したり、カウンターしやすくなったり
ちょうど、相手が対応しにくくなってたから。
からかってるの半分、でも、本当に褒めてるのも半分
だったのかなって。
その時は１００％からかってると思って
「ちょっと～！！」って言ってたけど。

基本、私に甘いストリンガー
ガット切れたときに、張って～って依頼したら
すぐに張ってくれるって言ってくれて
「今日夕方家にいる～？」って。
え、いや。いるけど。届けてくれる？？こっちが取りに行くよ！
「あ、そうだよね！俺も、自分で聞いてて
自分でびっくりした」て。くらい、甘い
甘すぎて、ほとんど小学生に対する扱い。
ストリンガーは、元JOP50と半年に一度くらい
テニス合宿してるから、テニス＝格闘技の
理論も身になじんでいると思うけど。
「攻撃のチャンスをうかがう」なんて
かけらも発想すらなかった
数年前の試合の時
「打たれても打たれても
ひたすら返して、相手をイラつかせる作戦いいね」
え…私相手をイラつかせてたんですか
気が付かなかった
「うん、あれ、結構イライラするよ」
あ、なんか、イライラさせてすみません・・
「それで、結局攻めきれなくてミスするから有効だった」

全然誉め言葉じゃないじゃん！と
思ったけどさ。
攻撃は最大の防御の真逆
徹底した防御はメンタルを削る攻撃・・みたいな。
（狙ってやってはいない。もちろん。
誠心誠意、できることをひたすらやってただけ）

ま、どんなシチュでも、ほめるとこ見つけて
褒めてくれる褒め上手はいるんだなって。