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チラシの裏の幻視録

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2008年06月15日
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カテゴリ:最近の報道
こんにちは。

 採り上げやうと思っていたのですが、機を逸してしまいました。
 元の読売さんのニュースサイトから記事が消え去る前に記しておきたいと思います。


「脱北女性、朝鮮総連を提訴へ…帰還事業で「虚偽の説明」」 から抜粋

> 帰還事業で北朝鮮に渡り、強制収容所に入れられるなど肉体的・精神的苦痛を
>受けたのは事業を支援した在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に責任があるとして、
>日本に脱出した女性が近く朝鮮総連を相手取って慰謝料など約1100万円の
>損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすことがわかった。


(中略)

> 今回提訴するのは05年に脱北した大阪府内に住む40歳代の女性(現韓国籍)。
>
> 訴状などによると、女性は63年、在日朝鮮人の両親らと帰還事業で北朝鮮に
>渡ったが、衣食住にも困る生活を送った末、家族が強制収容所に入れられ、女性も
>00年に脱北を試みて失敗、収容所で拷問を受けた。
>
> 女性側は「朝鮮総連は北朝鮮の惨状について説明すべき義務があったのに、
>『地上の楽園』などと虚偽の説明をして送り出し、人生をめちゃくちゃにした」
>と主張している。


(以下略)

>(2008年6月8日03時06分 読売新聞)



 この記事で思い出したのが、北朝鮮を「地上の楽園」としていたのは朝鮮総連だけではなく、当時の大手マスコミの中にも全く同じ主張をしていたところがあった、と言ふことです。

 帰還事業が始まったばかりの1960年2月26日付の某大手新聞の朝刊には、下記の記事がありました。

「希望者ふえる一方」

> 帰還希望者がふえたのはなんといっても『完全就職、生活保障』と伝えられた
>北朝鮮の魅力らしい。各地の在日朝鮮人の多くは帰還実施まで、将来に希望の
>少ない日本の生活に愛想をつかしながらも、二度と戻れぬ日本を去って"未知の
>故国"へ渡るフンギリをつけかねていたらしい。ところが、第一船で帰った人たちに
>対する歓迎ぶりや、完備した受け入れ態勢、目覚ましい復興ぶり、などが報道され、
>さらに『明るい毎日の生活』を伝える帰還者たちの手紙が届いたため、帰還へ
>踏みきったようだ


 「歓迎」 ≠ 「拷問」

 「完備した受け入れ態勢」 ≠ 「強制収容所」


 このやうなマスコミの報道は損害賠償請求の対象にならないのでありましょうか?






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最終更新日  2008年06月15日 12時34分10秒
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