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カテゴリ:最近の報道
こんばんは。
少し前に、小学5年生が自分で本やインターネットでMOX燃料について調べ、プルサーマル反対署名運動をした・・・と言ふニュースがありました。 うーん・・・どうもなぁ。 確かに再処理・MOX燃料には超ウラン元素の生成等の問題点もあるわけですが、資源の有効活用の面もあるわけで、・・・・さらにMOXとウラン燃料の温度や被覆管の融点の差、同じく燃焼度と燃料破損の因果関係、即発/遅発中性子、人工的なプルトニウムスポット形成実験結果、燃料ペレット製造時のプロセス改善による均一化、燃料棒製造時のヘリウムガス圧調整、制御性の裕度、ボイド効果による反応度低下、高レベル廃棄物量・埋設面積減少効果、・・・いずれも本やインターネット上にある情報ですが、こういった事を本当に全て自分で調べた結果として、「MOX反対署名運動」を開始したのかな? ・・・しかも、小学5年生が? この子がどのやうな情報を元に反対署名を集めるに至ったのかは知る術はありませんが、自分が親だったら、「だったらお前が研究者になり、さらに安全なエネルギーを開発してくれ。人類皆のために。」と言ふことでありましょう。 小学生は無限の可能性を秘めているわけで、それを引き出すやうな方向にアドバイスしていきたいな、と思っています。 実際に出来ているかだうかは怪しいところですが。(^_^;) ちなみに、件の5年生に協力したのは両親、そして一部の野党だったとのこと。 (原子力問題一般をあつかうブログではない、と書きながら、最近は原子力関連のことばかり書いていますね。ちょっと反省。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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